2016年5月31日火曜日

後志の北海道遺

 北海道には52の北海道遺産がありますが、そのうち3つある後志の遺産を訪ねる市民カレッジの講座にスタッフ参加しました。

 後志の3つの北海道遺産とは、小樽みなとと防波堤、ニッカウヰスキー余市蒸留所、積丹半島と神威岬です。
 


 50人ほどの参加者がバスに乗って、先ず小樽の「小樽みなと情報館」を訪ねました。
 


 小樽の港の歴史は、明治30年に作り始め41年に完成した北防波堤から始まるようです。当時外国人技師が指導する他の港の建設が失敗する中、札幌農学校第2期生の広井勇がコンクリートブロックを斜めに積みあげる工法を用いるなど工夫を重ねて完成させた。しかも今もなお使われているのは日本土木史でも驚異的として選奨土木遺産に選ばれています。
 





 小樽の次は、余市町にあるニッカウヰスキー蒸留所を見学しました。朝ドラのマッサンで人気が高まったところです。
 


 乾燥塔、蒸留塔、旧事務所、リタハウス、旧竹鶴邸、ウヰスキー博物館などを見学、最後にニッカ会館で試飲も楽しみました。
 








 さらに、積丹半島へ向かいましたが、天気予報どおり雨が落ちてきました。

 最初の島武意海岸は小雨程度で見学に差し支えることはありませんでした。ここの海岸は、昔ニシンを運ぶ為に掘ったと云う50mほどの狭いトンネルを抜けていかなければなりません。
 





 そこまでは雨もそれほどでもなかったのですが、最後の神威岬ではとうとう本降りになってしまい、現地まで行ったのですが、岬を見ることはできませんでした。

 それでも、参加者は、満足してくれたようで、スタッフとしては胸をなで下ろしたのでした。

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