2024年5月4日土曜日

 ニリンソウは本当に二輪?

  生振防風林に行ってみましたが、カタクリが満開だった頃とはまた違う様子をしていました。

 カタクリはもう種をつけていて、エゾエンゴサクも豆になっていました。


 代わって、オオバナノエンレイソウが盛り。ただ、エンレイソウは案外少なかった。


 なんといっても、林内の至る所に咲き誇っていたのが、ニリンソウ。

 しかし、ニリンソウと言っても、二輪で咲いているのは少なく、大抵は一輪の花の下につぼみを持っているものが多いようです。

 ただ、その名の通り2輪咲いているのもないこともなく、中には3輪なんていうのもありました。


 そんな風に防風林の花は大分変りましたが、ウグイスは相変わらず元気よく啼いていました。


2024年5月3日金曜日

間抜けな話・キバナノアマナ

  キバナノアマナはごく小さな黄色い花で、それほど艶やかでもないのですが、なぜか好きな花です。庭に一昨年あたりからたった一株だけ定住していて、花が咲くのを心待ちにしているのですが・・

 まだ咲かない、まだ咲かないと思って待ち焦がれていました。

 ところが・・

 昨日、よくみると・・

 なんとすでに種が出来ているではありませんか!


 あれぇ、いつ咲いたんだろう?

 花が咲いたのにまったく気が付かなかったのでした。

 ボケ、ボケ、ボケとわが身を責めても後の祭りです。

 まったく間抜けな話です。

 そういえば昨年咲いたのは4月15日でした。

 来年こそ、こんなドジを踏まないように!

 

2024年5月2日木曜日

 エゾエンゴサク物語

  庭でエゾエンゴサクが満開です。

 別の場所でも・・

 京ブキが生えている陽の当らない裏庭でも・・

 表のチューリップの脇でも・・

 どんな場所でも咲いています。


 実は、これらは30年ほど前にたった1株植えたのが増えたものです。実に繁殖力旺盛な植物です。

 おかげで我が家の春の一風景となっています。

2024年5月1日水曜日

 風の無き日の鯉幟

  朝刊の「北のうた暦」

 生きるとは風の無き日の鯉幟  山岸正俊

 大上段の句というより垂れ下がっている鯉幟を見て、ふとそんな風に感じたのかもしれません。

 別に意気消沈しているようにも思えません。そういう時もあったと思い起こしているのかもしれませんね。

 じっとしている鯉幟も風が吹けばまた勢いよく翻るでしょう。

2024年4月30日火曜日

子どもたちの海岸ゴミ拾い

  子供たちが海辺に親しむ団体の今年度初活動は、海岸のゴミ拾い。

 ゴミ拾いの前にハマナスの丘公園を観察歩き。かなり風の強い日でしたが、それでもひばりたちは元気に啼いていました。

 イソスミレが咲いていました。

 砂浜へ出て、ゴミ拾い開始。シーズンはじめとあって、結構なごみが散乱。

 拾ったあと、ゴミでいっぱいになったゴミ袋を運ぶのが大変。

 数えてみたら、拾ったゴミは30袋。なかなかの量でした。みんな、お疲れさま!


 

2024年4月29日月曜日

「あながち」と「必ずしも」

  また、ラジオ番組「国語辞典サーフィン」ネタです。

 「あながち」と「必ずしも」はどう違う?

 例文をあげてみましょう。

 「彼の言っていることはあながち嘘とは言い切れない」「彼の言っていることは必ずしも嘘とは言い切れない」

 「1年間回り道をしたのはあながち無駄とは言えない」「1年間回り道をしたのは必ずしも無駄とは言えない」などは、どちらも使えます。

 しかし・・

 「お金持ちが必ずしも幸せとは限らない」や「美人が必ずしも性格が良いとは限らない」などでは、「あながち」は使えません。

 番組では、数種の国語辞典を比べあわせて、「あながち」は話し手の気持ちを表わす主観的な言い方、「必ずしも」は客観的な言い方、と言っていましたが、確かにそのようです。

2024年4月28日日曜日

健気な桜

 落葉が散らばらないように昨秋桜の木を切ったので、今年は花は見られないものと思っていました。

 ところが・・

 なんと残ったわずかな枝に花が咲いたではありませんか!

 幹のなかほどのごく細い枝にも花が・・

 健気なものです。

 ちょっとお礼を言いたい気持ちです。

 

2024年4月27日土曜日

気の毒なアオサギ

  雪解け後初めて東屯田遊水地へ。

 池には水が満々と・・

 ここではよく見かけるオオバンが泳いでいました。

 ヒドリガモも・・(でも家で図鑑を見たらヒドリガモとはちょっと違う。よく調べたらヨシガモでした)。

 発寒川の方へ歩く途中、痛ましい光景に出会いました。

 アオサギの死骸があったのです。身などはほとんど食べられてしまって、ぺったんこ。

 まわりには、白い羽が散乱。

 どうして死んだのか分かりませんが、気の毒なことです。

2024年4月26日金曜日

富士山・農鳥と浜益・馬雪

  富士山に残雪が鳥の形に見える「農鳥」が現れたそうです。昨年より1週間早い。

 「農鳥」は田植えや農作業を始める目安だそうですが、現代では田植えはもう少し後(山梨県は5/中旬~6/上旬)ですから、農作業の始まりなんでしょう。

 実は、石狩の浜益区でも同じような現象があります。

 愛冠岬に現れる「馬雪」です。こちらは4月上旬頃。ニシン漁の出稼ぎに来たヤン衆が、馬雪が現れると故郷に帰れると喜んだそうです。

 どちらも山を望んで想いを馳せるということなんでしょう。

2024年4月25日木曜日

石狩のサクラ

  札幌では昨日24日にサクラの満開宣言が出たそうです。昨年より3日遅れですが、1953年以来2番目の早さ。

 石狩でも早いものは満開。遅いものは7部咲きくらい。


 昨年の22日に同じような状態をブログに書いているので、やはり昨年に比べたら3日ほど遅いようです。

 ところで、我が家のサクラは昨年秋に切ってしまったので今年は花がみられません。ちょっとさびしい!


2024年4月24日水曜日

カタクリの案内

  ボランティア仲間を案内してカタクリの花を見に行きました。

 一体に、花の案内は難しいものです。

 第一、その日が雨なら台無しです。

 せっかく行っても、花が終わってしまった、ということもあります。

 ですから、うまくいって喜ばれることより、がっかりさせてしまうことも多いのです。

 ところが、昨日は、天気も良し、花もやや盛りを過ぎていたものの充分見ごたえがあったので、案内役としてはほっとしたのでした。


 カタクリの他に、まだわずかですが、エンレイソウやニリンソウも見ることが出来て、喜ばれました。


 よしよし!

2024年4月23日火曜日

はまなすの丘公園は黄土色

  来週、子どもたちの海岸ゴミ拾いをやるので、その下見に行きました。予定では、はまなすの丘公園をしばらく歩いてその後砂浜のゴミを拾うつもりです。

 という事で歩いたはまなすの丘公園は黄土色一色で、一見まだ冬枯れのまんまに見えます。

 しかしよく見ると植物たちはもう葉を開こうとしているし、鳥たちはすでに活動していて、ヒバリがしきりに鳴き、その他の鳥の声も聞こえてきました。川にはカモメが群れていました。

 河口まで歩いて行きましたが、おお、砂浜が去年より広がっている!

 はまなすの丘公園のある砂嘴(さし)の先端では、川が砂を押し流す力と沖から吹き付ける風と波の力が絶えずせめぎあって、年ごとに地形がダイナミックに変わりますが、今年の冬は砂を溜める力が勝ったのでしょう。

 ともあれ、来週になったら植物の葉もいくらか伸びて、一面の黄土色が色づいてくるかもしれません。


 

2024年4月22日月曜日

夕ご飯、晩ご飯、さらに夜ご飯

  みなさんは夕飯を何時に食べますか?

 退職後は、我が家では6時頃とやや早め。年をとってせっかちのなったせいでしょうか。

 夕飯は、夕ご飯とも晩ご飯とも言いますが、どちらを使っても同じなのでしょうか?

 試しに「夕」を辞書で引くと、日の暮れかけとなっているのに対して「晩」は、ひぐれ、日没後、となっていて厳密にいえば少し時間のズレがあるようです。ですから我が家の夕食は、夏は夕ご飯、冬は晩ご版と言うのが正しいのかもしれません。

 さらに、夕食というのは、江戸時代初期までは日本人の食事は1日2食で、2食目を夕刻に食べていたからだそうです。

 また近来は、夜ご飯という言葉も使われるようになってきているようです。夜になってから食べるなら(私はこの使い方にはちょっと違和感がありますが)こちらのほうがふさわしいのかもしれません。


 

2024年4月21日日曜日

キタラは楽しめたか?

  止めてからもう何年も経つ札響の定期会員ですが、なんとなくまた復活してみたくなり、今年の契約を結びました。

 席も前はオーケストラを横から見る一番安い所でしたが、今度は少し張り込んで、3階ですがシテージを正面に望む席にしてみました。

 昨日は、今年度第1回定期演奏会。

 演目は、アメリカの作曲家(らしい)アイヴズの交響曲とチャイコフスキーの交響曲第4番。

 アイヴズの時はこんなもんかと思った程度でしたが、チャイコフスキーは楽しめました。

 もともとチャイコフスキーは特に好きな作曲家でもなかったのですが、昨日は魅力たっぷりな音が聴こえてきました。

 こんなにしみじみチャイコフスキーを味わったのは初めてと言ってもいいかもしれません。

 ステージを正面に見る席で、指揮者の身振り手振りにつれて音が奏でられるのも楽しめた一因でした。少し高めの席を張り込んだ甲斐があったというものです。

 ということで、たっぷり楽しむことができました。

2024年4月20日土曜日

ミズバショウとカタクリ

  満開のミズバショウを見ようと、行ってみたら・・

 あらあら、ちょっと時期遅し。葉が大分伸びて可愛さよりもたくましさが勝っていました。

 先日のバカ陽気で伸びてしまったのでしょう。自然というのは、なかなか狙い通りにはいかないものです。

 咲いた花にモノアライガイがくっついていました。黒いのはヒル?

 ミズバショウのついでに生振のカタクリも見に行ったら・・

 こちらはちょうど頃合い。

 たくさんの花を見ることが出来ました。