2016年4月30日土曜日

見事な桜

 朝、突然ぱらぱらと云う音がしたので、何だろうと思って外へ出てみると、なんとあられが降っていました。
 


 道理で寒いと思いました。

 今年は平年よりかなり早く桜が開花しましたが、昨日今日の二日間で遅めに開花しようとしていた桜も一休みしたのではないでしょうか?

 夕方になってようやく晴れてきましたが、風は冷たいままでした。
 


 そんな中、ふと思いついてご近所のシダレザクラが咲いているかどうか見に行ってみました。

 北海道では冬場にしばれるので、シダレザクラは生育が難しいと言われていますが、我が家から歩いて5分くらいのお宅に見事なシダレザクラの大木があります。

 冷たい風が吹く中、緑が鮮やかになってきた林を横目に見ながらシダレザクラの所へ行ってみると・・・
 


 おお、見事に咲いていました。
 


 朝日が当たればもっときれいなのでしょうが、それでも豪華絢爛と云った趣です。
 


 すっかり満足して戻ってきました。

2016年4月29日金曜日

海浜植物保護センター開館

 4月からファンクラブの仲間3人が交代で石狩浜海浜植物保護センターに詰めることになりました。

 私は、ごく少なくて月に2~3度ですが、センターが開館日の今日が担当でした。

 しかし、生憎雨交じりの冷たい風の吹く寒い日。
 


 咲き始めたイソスミレも花弁を閉じてしまいました。
 


 これでは誰も来館しないだろうと思ったら、少ないながらもぽつぽつと訪れる人が・・・
 

 

 来館者に石狩の海岸や海浜植物の話をするのは楽しいもので、一日があっという間に過ぎてしまいました。

2016年4月28日木曜日

花粉が大変!

 昨日とは違って風の強い日です。

 この風は、花粉症の人にとっては大敵です。

 というのは、シラカバの花粉が飛び散るからです。
 


 北海道は道南の一部を除いてスギがありません。

 花粉症の主な原因はシラカバです。

 この時期、シラカバの木は、花がぶらぶらと垂れ下がっています。
 


 垂れ下がっているのは雄花で、この花粉が風で撒き散らされるのです。
 


 それでは雌花はどれかと云うと、雄花の上に緑色で直立しているのがそうです。雄花よりかなり小さい。
 


 幸い私は花粉症ではないので平気ですが、敏感な人はかなりの苦痛のようです。

 ただ気象協会の予報では、今年のシラカバ花粉は少なめのようです。

2016年4月27日水曜日

千歳と苫小牧の下見

 7月に行われる市民カレッジの講座の下見で千歳、苫小牧を廻りました。

 札幌から千歳へは支笏湖ルートで行きました。晴天で、湖の色はなかなかきれい!
 





 最初に見学したのは、千歳の王子製紙水力発電所。5か所の発電所で王子製紙の電力をまかなっているようです。
 

 


 次に見学はせず打ち合わせだけでしたが、苫小牧の市中にある王子製紙苫小牧工場へ。

 市中にあるにもかかわらず、煙突から灰色の煙がもくもくと出ているのが印象的でした。
 


 最後は、恵庭市にある札幌ビールの工場。さすがに、消費者と直結した商品をつくる会社だけあって案内は大変丁寧なものでした。
 


 7月の実際の講座でも受講者に喜んでもらえそうなルートである事を確認して帰ってきました。

2016年4月26日火曜日

今日は寒い日

 今日は曇り空です。
 


 それでも昼前には一時陽も差してきたのですが、夕方には又すっかり曇ってしまいおまけに冷え込んできました。

 そんなさえないお天気であっても、何か新しい花が咲くのがこの時期です。

 今日も、プリムラが咲き
 


 早咲きの赤いチューリップが咲き
 


 ヒヤシンスにいたっては、赤、白、紫と3色揃い踏みです。
 


 こんなに次々と新しい花が咲けば、写し甲斐もあるというものです。

 

 

 

2016年4月25日月曜日

開花宣言

 午前は海浜植物保護センターの植物たちの写真を撮りました。

 暖かくなってアリ(エゾアカヤマアリ)たちも活発に動き回っていました。
 


 ちょっとピンボケでしたが、コウボウムギの雄株はもう花茎をつけていました。
 


 イソスミレはまだ花は見られず。
 


 ハマエンドウは大分大きく、ハマハタザオはしっかりと花茎を伸ばしていました。
 





 エゾカワラナデシコも生き生き。
 


 小さなチャシバスゲはもう花盛り。
 


 これも小さなスズメノヤリも花をつけていました。
 


 観察しているうちにお昼前になっていたので、午後からの「古今集を読む」の講座を受けにあわてて札幌へ。

 車の中のラジオで、札幌は開花宣言、と言っていましたが、確かに大通り公園にあるサクラは花を付けていました。
 


 

 

2016年4月24日日曜日

カタクリがいっぱい!

 今日は珍しく霧の朝。
 


 しかし陽が昇ると霧は消えてしまって、なかなか好いお天気になりました。
 
 そこで、そろそろカタクリが咲いている頃だと思って生振(おやふる)防風林に行ってみました。



 あちこちから小鳥の声が聞こえる(ウグイスも鳴いていました)林に入ると、先ず迎えてくれたのがエゾエンゴサク。






 エイレイソウもちらほら咲いていましたが、オオバナノエンレイソウやニリンソウはまだでした。
 




 お目当てのカタクリが生えているのは林の奥のほうなので、どんどん進んで行くと、ようやく赤紫の花が見えてきました。

 嬉しいことに期待に違わずたくさん咲いていましたが、時期としてはやや遅い感じで花の色が少し褪せたものが多いのが難点。
 







 


 それでもたくさん見ることができたので満足しての帰りにナニワズが咲いているのを見つけました。
 


 朝はこんな良い物を見たので、競馬も絶対当たるはず、と張り切ったのですが、そちらはあてはずれ。残念ながら、2レースとも当たりませんでした。
 


 

2016年4月23日土曜日

今日は雨降り

 好天が二日続きましたが、今日は一転して暗い空。
 


 クロッカスなど花弁を開閉する花は、すっかり閉じてしまっています。

 そのおかげで筒型の花をしたエゾエンゴサクがいつもより目立っているようです。
 

 
 お昼前にはとうとう雨になって、お昼過ぎまで降り続きました。
 

2016年4月22日金曜日

昆虫は4700億円もかせぐ働き者

 昨日は最高気温が20℃というポカポカ陽気でしたが、おそらく今日も同じような気温が記録されたのではないでしょうか。

 札幌では、来週にもサクラが開花するそうです。

 おかげで庭木も一気に花開いて、ベニバナシデコブシや
 


 エゾムラサキツツジが満開になりました。
 


 昨日ご紹介したコブシなどはピークとも云うべき見事さです。
 


 これからは、そろそろ虫たちも動き始めるでしょうが、その昆虫について新聞に面白い記事が載っていました。

 農業環境技術研究所によると、昆虫が国内の農業にもたらす利益は年間4700億円だそうです。特に花粉媒介昆虫のリンゴ、サクランボ、メロンスイカなどへの貢献が大きいとか。



 すごい働き者ですね。