2017年4月30日日曜日

新装開館

 冬季休館していた石狩浜海浜植物保護センターが昨日開館しました。
 保護センターの運営については、今年度からファンクラブが委託を受けたので、責任重大ですがやり甲斐もあります。
 さて今日は、開館して初めての勤務日でしたが、生憎今にも降りそうな(実際、時々雨がぱらついたのですが)お天気で来館者は多くはありませんでした。
 しかし、その分じっくり応対できてこられた方には喜んでもらえたようです。
 館内に設置したクイズコーナーも好評のよう。
 案内板も新設。大変目につきます。
 変わらぬ物もあって、この2年ほど勤務している愛嬌者のエゾサンショウウオ君は今年も元気で勤めています。
 と云うことで、今年は、来館者を案内するのが一層楽しみです。
 そんな風で気分よく帰宅したのですが、今日の競馬の天皇賞はまったくのハズレ。こちらは、最近絶不調です。


 

2017年4月29日土曜日

石狩の桜は

 石狩では桜が咲いているのか、公園まで見に行ってみました。
 すると・・
 今にもほころびそうですが、まだ開いてはいません。
 10本ほどの木を見ましたが、同じような状態です。
 どうやら石狩ではまだ咲いていないのかと思っていたら・・
 最後にたった1本ですが、花弁を開いている木がありました。一番南側の木です。
 なんだか安心したような気持ちで公園をぐるっと廻って帰ろうとした時です・・
 白い花をたくさんつけた背の低い桜の木が2本ありました。
 花が白く、背丈が低いと云うことはチシマザクラかもしれませんが、花をたくさんつけた桜を見ることが出来て、満足して帰ってきました。
 

2017年4月28日金曜日

開花宣言

 札幌でサクラが開花したようです。平年より5日早く昨年より3日遅いとのこと。
 近頃は散歩にも行っていないので、石狩はどうなのか、分かりません。
 明日は予定がないので、少し近所を歩いて見てきたいと思います。
 我が家のサクラはまだ硬そうな蕾状態ですが、エゾエンゴサクが満開です。


2017年4月27日木曜日

ハマナス移植

 昨日に続いて保護センター勤務でした。
 センターの観察園では、一昨日観察したはまなすの丘公園同様チャシバスゲが元気です。
 もうひとつ元気に見えたのがエゾカワラナデシキでした。
 本日は主にハマナス苗の移植をやりました。
 久しぶりに苗の移植をやって、現役時代の園芸に凝っていた頃を思い出しました。
 そのハマナスの幼苗ですが、接写で見ると、葉のまわりがとげとげになった面白い形をしています。

2017年4月26日水曜日

コブシが盛り

 好い日和でした。
 前にクロッカスはそろそろ衰えてと書きましたが、ぶどう棚の下ではエゾエンゴサクとともに今が最盛期です。
 今日は保護センター勤務の日で、けっこう忙しく疲れて帰ってきたら、真っ白なコブシが目につきました。今が一番きれいな時のようです。
 ベニバナシデコブシも数輪咲き始めました。

2017年4月25日火曜日

スキルアップ講座

 ファンクラブの会員スキルアップ講座を行いました。講師は自然観察のベテラン会員です。
 はまなすの丘公園の主な花で一番早く咲くのはイソスミレですが、まだ咲くには早いので、どんな植物が観察できるか半信半疑だったのですが・・
 いざ観察を始めると、地味ですが、草丈5㎝ほどのチャシバスゲと


 スズメノヤリが花盛りでした。


 この2種の他には花は見られませんでしたが、もう少しで開花と云う植物はいくつかありました。
 例えば、もう花茎を伸ばし始めたハマハタザオや
 コウボウムギ、
 たったひとつでしたが蕾を持っていたイソスミレなどです。
 後は、まだ小さいのですが、若々しく瑞々しい姿を見せてくれた植物がいっぱいありました。
 青々しいエゾノカワラマツバ
 ウンラン
 ハマナス
 ごくちっちゃなオオヤマフスマ
 アキカラマツ
 本来砂に埋まっているはずの地下茎がむき出しになったハマニガナ等々です。
 また、湿地帯(雪融け水はもうなくなっていました)では、ヤチボウズを見かけました。これは、スゲ類が地面の凍結で持ち上げられて出来るものです。
 もうひとつ、花ではありませんが、砂浜で生息するきのこスナハマガマノホタケの菌核がいっぱい見つかりました。
このキノコはハマニンニクに寄生します。


 今日はちょっと風があり寒かったのですが、あちこちで元気なヒバリの声を聞きながらの観察は楽しいものでした。
 そう云えば鳥では、ノビタキも見かけました。
 はまなすの丘公園ももう少しで観察シーズンを迎えます。
  

2017年4月24日月曜日

「古今集を読む」が再開

 道新文化センターの講座「古今集を読む」が再開しました。
 講師の先生が半年のサバティカル休暇(使途に制限のない長期休暇)を取られたのでその間休講になっていたのです。
 久しぶりの大通り公園はもう噴水が上がっていました。
 テレビ塔もでんと構えて立っていました。
 さて、半年後の講座再開で従来受けていた人がどのくらい受講するのかと思いながら教室に行ってみると、なんと10名ほどの方のほとんどが来ていました。
 それだけこの講座には魅力があると云うことでしょう。
 先生に休暇中の話など聞いたりしたので、肝心の歌のほうはあまり進まず、読んだのは2首だけ。
 それでも、久しぶりにこの講座の面白さを堪能して帰ってきました。

2017年4月23日日曜日

広大なカシワ林と海と山と空

 ファンクラブの仲間11人と子供たち3人で早春の海岸を歩きました。
 融水プールは先週見た時より大分減水していましたが、まだまだ結構な水量です。
 最初の発見は死んだトガリネズミ。トガリネズミは臭いのでキツネも食べないのだそうです。
 シカの足跡も発見。
 まだ茶色ですが広がるカシワ林の眺めは壮大です。
 3色に分かれた海と雪を被った山の眺めも素晴らしいものでした。
 空がまた広大。
 砂浜には、クルミやオカメブンブク(棘皮動物)がたくさん落ちていました。


 海浜植物は、丁度芽を出したところ。
 ハマニガナ
 ハマボウフウ
 ウンラン
 ハマエンドウ
 シロヨモギ
 2時間ほど歩いて最後に貯水池の水鳥を眺めて帰ってきましたが、好天の下での海辺歩きは爽快でした。