2016年3月19日土曜日

石狩遺産を探せ!

 曇り空で・・・
 


 その後雨まで降ってきました。
 


 庭の雪も、加速度的に融けて、土が大分姿を現しました。
  


 そんな中、私も所属しているプロジェクトM主催の「石狩遺産を探せ!」と云う講座がありました。

 これまで、会員で出しあった140個ほどの石狩遺産候補を市民に公開して、意見を求めるものでした。
 


 まず参加者に求めたのは、石狩の代表的遺産は何か(日本を代表する物は富士山と云うような)を書いてもらいました。

 その結果、一番多かったのが紅葉山49号遺跡でした。

 紅葉山49号遺跡では、鮭を捕獲するための4000年前の木製品(鮭を誘導する柵や叩き棒など)が出土しました。

 普通木製品は腐って長くは残らないのですが、たまたま湿地だったために水に守られて4000年も残っていた貴重なものです。

 石狩は石狩川を中心とした鮭漁で生活が営まれてきました。

 紅葉山49号遺跡により、それが4000年も前から行われていたことが分かったのです。

 石狩遺産として、まず名前があがったのは当然です。

 ちなみに、その場所は私の家から歩いて10分ほどの所。

 4000年前は、このあたりまで海でした。

 世界遺産など、遺産ばやりですが、遺産とは何かを改めて考えさせられる講座でした。

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿