テレビで弥生時代のご飯の炊き方を紹介していました。
つぼ型の土器を使い、米と水を入れて火にかける。吹きこぼれ始めたら、水を捨てる。そのあと、土器を斜めにして少しずつ廻しながら、土器の上部の米に熱を加えて完成。
同じ方法で炊いたご飯を食べた出演者は、すごくおいしいと言っていました。
ところが、古墳時代になると炊き方が変わった。正確には炊き方が変わったのではなく、米の品種が変ったので炊き方も変えざるを得なかった。というのは、古墳時代は気候が寒冷化しそれまでの熱帯ジャポニカ種は栽培がむずかしくなり温帯ジャポニカ種に変った。
温帯ジャポニカ種は、それまでの炊き方ではおいしく炊けず蒸す方法で炊くことになったそうです。
日本人はご飯をおいしく食べることには2000年以上前から情熱を燃やしてきたのですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿