2020年9月29日火曜日

講座「日本遺産」

  市民カレッジの講座「日本遺産」にスタッフ参加しました。

 ◇日本遺産とは

①日本の文化・伝統を語る「ストーリー」

②ストーリーは、地域の歴史的魅力や特色に基いたもの

③ストーリーが日本遺産にふさわしいかどうかは、文化庁が決定

 ◇日本遺産の目的は、地域活性化。

 ◇現在の日本遺産

 全国で83件、うち北海道4件

 ◇北海道の4件は

①江差町

「江差の5月は江戸にもない~」

②函館市、松前町など11自治体

「北前船寄港地・船主集落~」

③旭川市など12市町村

「カムイと共に生きる上川アイヌ~」

④空知地区、室蘭市、小樽市

「炭・鉄・港」

 ◇日本遺産が生まれた背景

文化財保護に対する考え方が変化した。

従来は、文化財の中から重要な物を選定、指定文化財とした。

⇒この方式では、個別主義的で地域や歴史における意味がわかりにくく、「保存」が重視され、公開、活用が不十分だった(地域の魅力が伝わらない)。

これに対して、2007年に国の文化審議会が「歴史文化基本構想」を提唱。

⇒「保存」から「活用」への転換が計られた。

以上の様な内容でしたが、なかなか面白い話でした。

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