2019年3月30日土曜日

野生鮭と放流鮭

 鮭について、面白い話を聴きました。
 びっくりしたのは、道東の方のデータですが、川に上ろうとする鮭の86%が川へ上る前に定置網で獲られてしまうそうです。

 話の本題は、野生鮭と放流鮭について。
 放流鮭は受精卵の水温を変えて、耳石に印をつけることが出来るので、放流鮭と野生鮭の区別がつくのだそうです。
 放流鮭は、餌を与えられるので体が大きく、早い時期に海へ下るが、野生鮭は体が小さく、遅い時期に下る。
 ところが、4年後に帰ってきた時には逆転して、野生鮭のほうが大きくなっているそうです。
 そこで、鮭資源を保全には、野生鮭と放流鮭を組み合わせて行う事が必要だそうです。

 なかなか面白い話でした。
 

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