昨日百貨店の事を書きましたが、4丁目の丸井、三越に対して駅前には五番館がありました。
実は百貨店形式の店舗の開設は五番館が一番早く1912(大正元)年です。
私は札幌に住むようになった昭和38年から北37条に下宿してバス通学していましたが、定期の終着を札幌にしていたのでけっこう五番館前のバス停は利用しました。
だから買い物と云えば大抵五番館。
その買い物の思い出は、何と云っても「ニシンの燻製」です。
ある時何気なくニシンの燻製と云うのを買ってお土産に佐世保にもって帰るとこれが絶品だと大好評で、それからはいつもお土産はニシンの燻製でした。
ニシンの燻製を一番喜んで食べてくれたのが食通の叔父でしたが、その叔父もずっと前に亡くなり、五番館も今はありません。
それもそのはず、あれから50年以上経っているのですから。
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