昨日のJRA牝馬クラシックG1レース・オークスで女性騎手の今村聖奈さんが制覇するという画期的な出来事が起きました。
そもそも女性騎手のクラシックレース騎乗そのものが初めてでした。
女性騎手という存在もなかなか厳しい。デビューの頃はマスコミもちやほやしますが、そのうち騎乗数も減り、注目されなくなります。今村さんもデビュー初年度2022年に51勝をあげてもてはやされましたが、その後スマホ使用違反などもあり、ぱっとしませんでした。今年も、これまで6勝でリーディング59位です。
また現在は、馬主も個人よりノーザンファームや社台ファームなど大牧場組織が多く、そこに女性騎手の入り込む余地はありません。
JRAも育成はするものの、女性騎手優遇で2キロの永久減量(男性騎手にはなし)措置をしているだけで、あとは知らん顔です。
ですから、女性騎手がクラシックレース(さつき賞、ダービ―、菊花賞、牝馬・桜花賞、オークス)で乗れることはまずないのです。女性騎手や若手騎手が主戦の馬がクラシックに出る時は、ベテランに乗り替わるのがほとんどです。
今回は、たまたま個人馬主で理解があり、調教師も自厩舎ただ一人の専属・今村騎手を乗せ続けたという特殊な例だったのです。
しかし、なによりジュウリョクピエロに騎乗した今村さんの腹をくくった騎乗が勝利を呼び込んだのでしょう。スローペースにも動じずじっと後方で我慢、最後も大外を回さず馬群の間を縫うような追い込みは、ベテラン騎手でもなかなかできない騎乗ぶりでした。
と色々能書きを垂れても、残念ながらこの画期的出来事に私が馬券で関わることはありませんでした。


