昨日は冬至。
冬至と云えば南瓜ですが、これは江戸時代からの習慣のようです。
南瓜が日本に入ってきたのは戦国時代のこと。ポルトガル人がカンボジア産の南瓜を持ち込んだことからその名が付いたようです。
江戸時代には、冬まで保つ野菜は少なく、栄養豊富な南瓜を食べて冬に備えたのでしょう。
南瓜は、「ん」の字がふたつついていて(南瓜の別名なんきん)運を呼び寄せられるからとの説もあります。
我が家では、冬至南瓜と云えばぜんざいです。
ところで、面白いアンケート結果があります。
冬至に南瓜をどんな形で食べていますか、と云うアンケート(2016年、ウェザーニュースタッチ会員ヘのアンケート)では、本州は80%の人が煮つけと答えているのに対して、北海道は煮つけは50%しかなく、20%が小豆との煮つけ、もう20%がぜんざいでした。本州でぜんざいと答えた人はごく少数です。やはり北海道は小豆の産地だけあります。
と云うより、生産物は大事な売り物で自家では食べないものですが、せめて冬至の時にぜんざいにして1年の苦労を噛みしめたのかもしれません。
そんなことを思いながら、我が家の南瓜だんごぜんざいを食べたのですが、実は私はこの南瓜だんごぜんざいがどちらかと云うと苦手です。南瓜だんごのふにゃふにゃした歯ざわりがどうも好みに合わないです。
そこで、盛られた南瓜だんごの入った1杯は食べ、お代わりはだんごを抜いてぜんざいだけ少なめに盛ってそれで終わりですが、家人はそれ以上催促もしないところをみるとその辺の事情は承知しているようです。
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