道民は柿が好き、と云う新聞記事を読みました。
総務省「家計調査」によると、北海道の2人以上所帯の柿への支出金額は1,522円で全国10地方でトップだそうです。
まあ、道内では道南以外柿は生産できないので(温暖化による変化で今年ご近所の柿が色づいていましたが)あこがれもあるのかもしれません。
生産量日本一の和歌山県のある農協は8月後半頃から始まる最初の出荷全量を北海道へ送っているそうです。また、道内市場は東北の産地とのつながりも強いそうです。
テレビ番組で「多分こうだったんじゃないか劇場」と云うのがありますが、それを真似て「多分こうなのではないか劇場」。
「柿の日本一の産地・和歌山が初出荷に北海道を選ぶのは、本州に出荷しても市場で値が付かないからでしょう。8月の末と云えば本州はまだ夏ですから、柿より西瓜でしょう。また、東北の産地が北海道を向くのは、和歌山など大産地の物が本州市場に出荷される頃は競争しても買いたたかれるだけで不利だからでしょう。それなら、多少遠くても北海道へ出荷した方が得です。市場の側からみても、品目を途切れさせないと云うのが市場の大命題ですから、和歌山の後に東北をつなぎたいでしょう。当然東北の産地を大事にするはずです。結果、柿は長く店頭に並び、並べるスーパーも必死に売るでしょう。つまり、道民が柿が好きと云うより時期が切れずに長くスーパーに並んでいるので自然と消費されるのかもしれません」
と云うのは私の勝手な推測で、当たっているかどうかは分かりません。
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