やはり今朝まで道路の雪は融けませんでした。
と云っても、昨日出かけた札幌では道路に雪は残っていませんでしたが。
札幌には、道新文化センターの講座「古今和歌集を読む」を受ける為に行ったのですが、2010年8月から読み始めた古今集も気が付けば全1111首のうち849首まで進みました。
始めた頃はとても全部は読めないと思っていたのですが、この分ではひょっとしたら最後まで到達するかもしれません。
1回で大抵4首読むので、あと268首を4で割ると67回。講座は年に20回行われるので計算上では3年強で読み終えることになります。
私のような年齢では、3年は長い月日で何ともいえませんが、まんざら無理でもないかもしれません。
みな人は花の衣になりぬなり こけのたもとよ かわきだにせよ 僧正遍照
遍照(俗名 良岑宗貞、百人一首 天津風雲の通ひ路吹き閉ぢよ をとめの姿しばしとどめむ、の作者)は、仁明天皇の傍近く仕えていたが、天皇が亡くなったので出家した。一年経った忌明けに人々が日常に戻るのを見て、未だに天皇を悼んでいる自分の気持ちを詠んだ歌。こけのたもと、は僧衣のこと。
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