十勝地方は、春先に日高山脈を越えてくる西よりの強い風(日高おろし)が吹きつけて、融雪後の乾燥した火山灰の畑の土が種や苗もろとも吹き飛ばされてしまうので、カラマツを主体とした防風林が発達していることは知っていました。
ところが、その防風林が邪魔になると云うのです。
自動操縦のトラクターが防風林の近くを通るとGPSが狂って進まなくなるので、防風林が伐採されることが多くなったそうです。
その結果、畑への風当たりが強くなったことから植樹の必要性が再認識されている例もあるようです。
また、防風林の減少が土煙の増加につながっているとも云われている。
そこで十勝総合振興局では、「十勝を守る防風林の維持促進の取り組み」事業として、実態調査や普及活動を3年計画で実施するそうです。
私には防風林によってGPSの働きがどの程度狂うのか分からないのでなんとも言えませんが、防風林がなくなれば困るんじゃないでしょうか。
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