2021年12月31日金曜日

寝大晦日

 大晦日です。

 昨年に続き、コロナで明け暮れた1年でしたが、おかげさまで我が家は大病もなく過ごせました。

 スーパーに勤める家人は大晦日で天手古舞でしょうが・・

 ~の居ぬ間のなんとかと云ったら怒られますが、差し当たりすることもない私はのんびり大晦日の句を選んでみました!

 ◇まず、大晦日は簡素が一番

 神なくてそばにかまぼこ大晦日 児玉硝子

 ◇でも、ちょっと非日常を想うのも悪くない

 大晦日万有引力の謎 佐伯のぶ子

 ◇大晦日はややもすれば慌てがち

 買い足しのメモ置き忘れ大晦日 水谷ひさ江

 ◇のんびりの夫は忙しい妻に叱られて・・少しは手伝ってよ!我が家の光景そのまま

 大晦日猫に膝貸す呑気夫(つま) 宮崎左智子

 ◇それでも夫婦二人が揃っているのは幸い

 捨てかぬる夫の湯呑みや大晦日 金山雅江

 ◇あれこれ考えず眠くなればそれもよし

 大晦日ねむたくなればねむりけり 日野草城

 と云うことで、寝正月と云う言葉はあっても寝大晦日と云う言葉はありませんが、家人はまだまだ帰って来ないのでちょっと横になって・・・


 

  

2021年12月30日木曜日

ワイングラス型の漁港

  良く知られているのでしょうが、私は、国縫(くんぬい)漁港がユニークな形をした島式漁港であることはまったく知りませんでした。ワイングラス型とも呼ばれているようです。

 グーグルアースで見てみるとこんな形です。

 元々国縫の浜は干満の差が大きく大潮の時は海岸が150mにもなって漁船の揚げ下げが大変なことと噴火湾の最奥部に位置して少しの風でも波浪が大きくなる欠点があり、それを補う為に橋を架けて沖合に円形の漁港が作られたようです。

 この形だと海に人工物を建てた時に問題となる漂砂の変化も少ないのだそうです。

 円形が陸から見て左巻きになっているのは、漁港の右側の海に注ぐ国縫川が砂を運ぶからでしょう。

 昭和59年の着工、10年後の平成6年に完成。

 この形式の漁港は、その後青森、秋田、福岡で作られているようです。

 一度このワイングラスの形を見てみたいものです。

2021年12月29日水曜日

じゃがポックルが短くなる!

  じゃがポックルが短くなるらしい。と云うより正確に云うと、これまでより短い物も入るようになるらしい。

 今年の北海道のジャガイモは、干ばつのせいで平年収量比91%と低い上に形も小さいようです。

 しかし、じゃがポックルが短くなるのは、品薄のせいではない。

 品薄の影響は、ポテトチップスに表れていて、来年から値上げになるとのこと。

 じゃがポックルについては、小さなジャガイモが規格外になって食品ロスを生まない為に製品の長さの規格を短い域まで広げると云うことのようです。これまで規格外とされていた小さなジャガイモを買い上げて使うと云うことでしょう。

 製品の内容量と価格は変わらないそうです。

 契約農家にとっては有難い話でしょう。

 ちなみに、じゃがポックルのポックルは、アイヌ語「コロポックル、フキの下の人」から付けられたようです。


2021年12月28日火曜日

凸凹道路は怖いよ!

  昨日は大雪で雪掻きも大変でしたが、道路がデコデコで車の運転に難儀しました。

 と云っても、そんな状況は予想していたので札幌に行く用事はバスを使い(これも20分遅れの運行でした)、屯田までほんの15分ほどの距離を往復運転しただけでしたが・・

 急な大雪だったので、道路の整備作業も間に合わなかったのでしょう。

 至る所が凸凹になってうっかりするとすぐにハンドルを取られてしまうのでけっこう怖かった。特に対向車とすれ違う時は緊張しました。

 いつもは冬でも道路が平らになっているのが当たり前のように思って運転していますが、それは道路維持作業がされているおかげなんですね!




2021年12月27日月曜日

今朝は大雪

 23日から昨日まで4日連続真冬日でしたが、幸い雪は降らなかったのでそれほど苦にはなりませんでした。

 ところが・・

 今朝は、雪もどっさり降りました。

 計ってみたら40㎝くらい積もっていました。

 タマツゲもすっぽり隠れてしまうほど。

 そんなに積もった雪を掻き終わったら、息は切れるし手もかじかんでがちがち。

 雪はまだまだ降り続けているので、夕方はまた同じ苦労をしなければならないようです。

 朝刊のうた暦にまさに今朝にぴったりの句が載っていました。

 雪掻いてまた休肝日やぶる夫   熊澤由美子

  

2021年12月26日日曜日

馬のインフルエンザ

 今日は競馬の1年の締めくくり「有馬記念」が行われます。

 オミクロン株感染が心配される昨今ですが、実は馬のインフルエンザが大流行して競馬が長く中止となったことがあります。

 それは、50年前の1971年のこと。インフルエンザの兆候が表れ始めたのがちょうど有馬記念の頃でした。

 私は、その年に札幌に遊びに来た弟から競馬を教えられたので、特に印象深く覚えています。

 その年の有馬記念は9頭が出走登録していたのですが、3頭がインフルエンザに感染し6頭で行われました(運よく馬券も当たり、馬の名前も覚えています。1着トウメイ、2着コンチネンタル)。

 そして年が明けると関東の馬はほとんどが感染し、その後9週間関東での競馬は中止となりました(関西ではなんとか感染が抑えられ競馬は行われました)。

 競馬界では未曽有の出来事でした。

 その後2007年に小規模ながらインフルエンザが発生し、主に地方競馬の被害が大きかったのですが、中央競馬も6日間競馬が中止されました。

 そんなころを考えながら(競馬をやり始めてもう50年にもなるなんて自分でも驚きますが)今日の有馬記念に臨みますが、果たして結果は? 

 そして、15時25分発走!

 結果は3歳馬のエフフォーリアが優勝。

 グランプリ4連勝がかかったクロノジェネシスは、3着でした。

 私が複勝を買った5番のディープボンドは2着となり、今年の成績がさっぱりだった私もなんとか一矢報いることが出来ました。


2021年12月25日土曜日

3,000円の撮影代

  そろそろ冬鳥が見られる頃だと思い、茨戸川へ行ってみました。

 青い冬空に低く白い雲が広がり、川はいかにも寒々とした姿。


  向こう岸はそろそろ凍りかけています。

 耳がちぎれそうな寒さの中、鳥を探しましたがさっぱり見かけません。

 寒いのでそろそろ帰ろうかと思った時にようやく泳いでいる2羽を見つけました。

 遠すぎて何の鳥だか良く分かりませんが取り敢えず写真に撮りました。

 と、話はここで終わるはずだったのですが・・ところが・・

 やあ寒かった、さて帰ろうと車に乗った時に事故が起きたのです!

 あれっ、ハンドルロックになってエンジンがかからない!

 しかし、キーを廻しながらハンドルを動かすと直るはず・・・

 なのですが、あらっ、直らない!

 どうやら普通のハンドルロックより強固なようです。

 にっちもさっちもいきません。

 仕方がない、いつも修理を頼んでいる修理屋さんに電話しました。

 すると・・・

 どんなカギですか?と聞くので、電子カードキーですと答えると、それはきっと電池切れですよ。

 と教えてくれました。

 もし電池切れでも、普通のキーがついていますからそれで掛けて下さいとも云われました。


 なあん~だ、電池切りなら大丈夫、そんな時のために予備の電池を用意しているからと、安心して・・・

 先ずは、普通キーでやってみましたが、駄目。

 それならと電池を取り換えようと思ったら・・

 ありゃあ!小さなドライバーがないと取り替えられない!

 車屋さんに言われて、予備の電池だけは用意していたものの、取り換えの仕組みまでは知らなかったのでした。

 万事休す。これは来てもらわなければ、と再び電話しました。

 すると、今忙しくて1時間後しか行けません。

 仕方なく車の中で待つことに。

 そろそろ体も冷えてきた頃、ようやく修理屋さんが来てくれました。

 電池はあるけど、工具がないと告げると、私も工具はありません。工具をもってきてもらうよう頼むのを忘れていました。

 そこで、普通キーでやってみることになりましたが、修理屋さんでも直りません。

 あれっ、おかしいな、なんてつぶやいています。

 どうなることかと、ハラハラしながら見ていると・・ 

 ここからが、私のような素人とは違いました。

 電子カードをスイッチに近づけて何回か試しているうちになんとかがキーが廻り、おお掛ったあ!

 ようやく家に帰る事が出来たのでした。

 出張代3,000円がかかって、随分高い鳥の撮影代になってしまいましたが、無事に家に帰れてなにより。

 これで鴨だったら、がっかりだと思いながら、写真を拡大したら、どうやら私にとっては珍しいミコアイサのようで、3,000円の撮影代でもまあまあ諦めもついたのでした。

 やれやれ!








 

2021年12月24日金曜日

秋のドラマの感想は?

  秋のドラマも終了。

 どうもこの秋は全体に低調だったように思います。

 まず、この秋では一番楽しみに見ていた「婚姻届けに判を捺しただけですが」ですが、最終回の前回あたりから様子がおかしくなり、後味がすっきりしませんでした。

 次は「恋です!~ヤンキ―君と白杖ガール~」ですが、杉咲花と云うキャラクターがあったにしろ単調な設定で10回引っ張るのはさぞ大変だったでしょう。

 期待外れは「最愛」。主人公が犯人かもしれないとドキドキするのでは安心して見ていられません。色んな伏線を張っていた割には終わりもあっけない感じでした。

 「日本沈没」「ラジエーションハウスⅡ」「アバランチ」「二月の覇者」も見てはいたのですが、それぞれ一長一短がありました。

 また「スーパーリッチ」は原作の無いオリジナル脚本と云うことで期待したのですが、なかなか見込みどうりにはいかず途中で見るのを止めてしまいました。

 息の長いシリーズの「相棒」は、オカルト仕立てにするなど工夫も見られましたが、新鮮味が望むべくもないのはやむを得ないしょう。端から見なかったのは「ドクターX」で、これは個人的な好みです。

 大河ドラマ「青天を衝け」はずっと見ていました。

 と、文句ばかりですが、新春から始まる新しいドラマはどうでしょうか?

 

2021年12月23日木曜日

冬至南瓜

  昨日は冬至。

 冬至と云えば南瓜ですが、これは江戸時代からの習慣のようです。

 南瓜が日本に入ってきたのは戦国時代のこと。ポルトガル人がカンボジア産の南瓜を持ち込んだことからその名が付いたようです。

 江戸時代には、冬まで保つ野菜は少なく、栄養豊富な南瓜を食べて冬に備えたのでしょう。

 南瓜は、「ん」の字がふたつついていて(南瓜の別名なんきん)運を呼び寄せられるからとの説もあります。

 我が家では、冬至南瓜と云えばぜんざいです。

 ところで、面白いアンケート結果があります。

 冬至に南瓜をどんな形で食べていますか、と云うアンケート(2016年、ウェザーニュースタッチ会員ヘのアンケート)では、本州は80%の人が煮つけと答えているのに対して、北海道は煮つけは50%しかなく、20%が小豆との煮つけ、もう20%がぜんざいでした。本州でぜんざいと答えた人はごく少数です。やはり北海道は小豆の産地だけあります。

 と云うより、生産物は大事な売り物で自家では食べないものですが、せめて冬至の時にぜんざいにして1年の苦労を噛みしめたのかもしれません。

 そんなことを思いながら、我が家の南瓜だんごぜんざいを食べたのですが、実は私はこの南瓜だんごぜんざいがどちらかと云うと苦手です。南瓜だんごのふにゃふにゃした歯ざわりがどうも好みに合わないです。

 そこで、盛られた南瓜だんごの入った1杯は食べ、お代わりはだんごを抜いてぜんざいだけ少なめに盛ってそれで終わりですが、家人はそれ以上催促もしないところをみるとその辺の事情は承知しているようです。 

 

2021年12月22日水曜日

モンスターウルフ大活躍

  シカやクマなどの被害が大きな畑作地帯で、害獣撃退ロボット「モンスターウルフ」が大活躍しているそうです。

 ロボットを作ったのは奈井江町の町工場「太田精器」で、1台55万~60万円するこのロボットはこれまで100台売れたとのこと。

 オオカミの形をしていて全長120㎝、顔は映画の狼男のマスクを参考にし、動物が近づくと目などに取り付けられたLEDが点滅、オオカミの鳴き声などの音声が90デシベル(大声の独唱くらいの大きさ)で流れる。

 出荷先の半分は、シカやクマ対策に悩む道内。道外では、イノシシ対策に役だっている。

 「子どもだまし」とネットに書かれたこともあるが、使用した所では確実に被害が減っているそうです。

 また、害獣が慣れて警戒しなくなるのではとの疑問にも、太田精器では60種以上の音声を内蔵しており慣れられる心配はないと言っている。

 発売して3年の実績があるそうですが、害獣が慣れないかどうかなど今後の課題もありそうです。

 図はイメージ


2021年12月21日火曜日

イチローさんの全力投球

  イチロ―さんの草野球チーム「KOBE CHIBEN」が女子高校選抜チームと対戦。

 イチロ―さんはピッチャーを務め、9回147球を投げて完封勝ちしました。

 相手が女子高校生だからと云って手加減は一切せず130㎞台の速球を交えて全力投球。勢い余って2つのデッドボールを与えてしまいましたが、深々と頭を下げる姿が印象的でした。当てられた女子高生はかえって大感激。

 さすがに48歳と云う年は争えず、8回に足がつるアクシデントに見舞われましたが、9回もマウンドに立ち続けて完投。17奪三振でした。投げることに力を尽くしたからなのか、打撃は振るわず無安打でした。

 イチロ―さんの力投に対して女子高生が放った安打は4本。3本は内野安打でしたが、1本は外野に飛ばすクリーンヒット。打った選手は大喜びでした。

 イチローさんは、どんな相手にも全力を尽くさなければいけないことを身をもって教えてくれたようです。

2021年12月20日月曜日

光がつくる楽しみ

 吹雪いた前日に比べて昨日は一転して陽が差す明るい日でした。

 ソファ―に座ってのんびりしていた時のこと。

 ふと窓から外を眺めたら、向かいの家の壁に光の縞のようなものが出来ているではありませんか。

 おっと思って外に出て確かめると、縦にオレンジ色の縞がはっきり写っていました。

 我が家の窓に反射した光が向かいの家の壁に写り込んでいるようです。


 あとはゆっくり眺めようと家に入って目を凝らしたら、光の縞だけではなくソファーの黄色いクッションが窓に写り込んだものも交じり合って面白い光景が出来ていました。


 なかなか好いなと思いながらしばらく眺めていたのですが、ちょっと目を離した間に消えてしまいました。太陽が上って角度が変わったのでしょう。

 まだまだ楽しんでいたかったのですが、ほんの十数分ほどで楽しみはあっけなく終わってしまいました。 

2021年12月19日日曜日

雪掻きはつらいよ

  昨日は今年一番の大雪。

 タマツゲが隠くれてしまいそう!

 雪掻きをしなければなりませんが、生憎先日から腰痛が起きて用心しいしい歩いている有様。

 前の家は、とにかく几帳面な家で雪が降るとどんな時でも未明からきれいに雪が掻かれています。

 それに対してずぼらな私は腰が痛くない時でもいい加減な間に合わせの雪掻きで済ましているのに、まして腰痛では!

 しかし運よく家人がパート休みだったので、代わりに雪を掻いてくれました。

 おかげでなんとか郵便配達や新聞屋さんが通れる程度には除雪出来ました。

 それにしてもけっこうな雪で、ドウダンツツジも潰れんばかり、道路脇に寄せられた雪が高く積もっています。



2021年12月18日土曜日

オレハマッテナイゼ

 アナウンサー泣かせの馬名があるようです。

 例えば、スモモモモモモモモやアンドロメダザダゾ、ソショウショウソ、シンカタタタキキなど。

 後方でじっとしていてくれれば良いのですが、勝敗にからんだりしたら、大変です。

 覚えるだけでも大変なスモモモモモモモモが追い込んで来て前の馬を交わそうかという勢いなら、スモモモモモモモモが追い込んで来ました、スモモモモモモモモが迫っています、スモモモモモモモモが交わしましたなどと何度も叫ばなければなりません。

 ところがアナウンサーもさるもの、スモモもモモもモモと覚えるとうまくいくのだそうです。でもそのアナウンサーでも、ソショウショウソは言い間違って悔やんでいました。

 馬の名前は申告制で審議会が審議したうえで認められます。

 その条件は3つ。①2文字以上9文字以下であること②商品名でないこと③奇きょうな名でないこと(公序良俗に反しないこと、テロ、ポルノなどは×)。ですからこの条件に合えばちょっと変な名前でも認められるのです。

 審議を通った奇抜な名前を挙げると・・

 バカニシナイデヨ、モグモグパクパク、ナンデヤネン、サバノミッソーニ、ビックリシタナモー、オレニホレルナヨ、ネコパンチ、オジサンオジサン、フクラムサイフ、ネガエバカナイソウ、オマワリサン、モチ、オレハマッテルゼ等々。

 オジサンオジサン、フクラムサイフ、オマワリサン、オレハマッテルゼなどの馬主さんは変わった名前を付けることで有名で、ご本人によると競馬を誰もが楽しんでもらえるようにと願って馬名を付けているそうです。

 アナウンサーにも楽しんでもらいたいと言っていましたが、アナウンサーにしてみれば有難迷惑でしょう!

 「オレハマッテナイゼ」と言いたいところでしょう! 

2021年12月17日金曜日

年賀状、嫌々投函

  年賀状を書き終えましたが、改めて見直すと我ながら感心するほど下手な字。

 さらに、文字列のゆがみもひどく、どうにも見栄えが悪い。

 パソコンで打つ宛名はなんだか冷たく感じると思い、万年筆で書いていますが、冷たい方が見苦しいより良いに決まっています。来年は、パソコンで打ち込んだ方が無難かもしれません。

 また、年のせいか間違いも多くなり、数枚書き違えてしまいました。

 ただそう云う年寄りには有難いことに、書き間違えた葉書は5円で取り換えてくれるので大助かりです。

 下手な字に感心(?)するのもほどほどにして、書き上げた年賀状を郵便局へ持って行こうとしたちょうどその時、遅まきの喪中はがきが届きました。

 何だ今ごろ、もう書いてしまったじゃないかと、とちょっと気色ばんで葉書を読んだら、7日にお身内が亡くなっていました。初七日を終えてすぐに葉書を出してくれたのでしょう。今度はかえって気の毒に思いました。

 喪中の1枚を除いて郵便局に出しに行ったら、受付の仕分けが去年と変わっていました。

 昔は受付ボックスが石狩、道内、道外の3つに分かれていたのが、近年は石狩とその他になっていたのですが、今年は官製葉書と私製葉書に分かれているだけで、宛先の分別なしで出せるようになっていました。郵便番号の読み取り機が進歩したのでしょうね。

 それを見たら、何年たってもさっぱり進歩しない自分の字に改めて嫌気がさしましたが、いまさらどうしようもなく、えいっとばかり受付ボックスに投げ込んで今年の年賀状書き作業は終了したのでした。

2021年12月16日木曜日

一度食べてみたい!ルッツ

  浜益にルッツと云う食べ物があります。

 外見は気味が悪いのですが、美味しいらしい(まだ食べたことはありません)。

 ミミズの仲間(ユムシ科)だと聞くと食べるのもちょっとためらいますが、刺身はこりこりした歯ごたえがあり赤貝のような味だそうで、炒めて食べたりもするようです。

 名前は、アイヌ語のルッチ(ミミズに似たもの)から。体長10~30㎝で、普段は砂や泥にもぐっていて大時化の時に海岸へ打ち上げられます。

 浜益の人達は、ルッツが打ち上ると、それっとばかりに浜に拾いにいくようです。

 時化の後しか打ちあがらないので、いつでも食べられるものではないようですが、恐々でも一度食べてみたいと思っています。

 



2021年12月15日水曜日

亀田製菓株式会社 御中

 貴社の「柿の種」は、日頃より好んで食べております。

 特に種の方は、ぱりぱりとした食感が他社の追随を許さぬものと思います。

 しかしながら、個人的な好みからひとつだけ不満があり、それについてお願をさせていただきます。

 貴社は、2019年10月1日から11月27日まで「私、亀田を変えたいの。キャンペーン『当たり前を疑え!国民投票』」を実施され、その結果に基づき柿の種とピーナツの比率を従来の6:4から7:3に変更されました。

 7:3の希望が30%を占めて1位だった結果による変更で止むを得ませんが、6:4の比率を好む消費者もいることをご考慮いただければと願っております。具体的には、6:4比率の商品を一部生産することをご検討いただければ幸いです。

 生産面から見れば非効率的でしょうが、それにより新たな販路が広がる面もあるかと思います。

 勝手なお願いではありますが、よろしくご検討の程お願いいたします。

 最後になりますが、これからの貴社の益々のご発展をお祈りいたします。 

2021年12月14日火曜日

あと3年、大丈夫?

 やはり今朝まで道路の雪は融けませんでした。

 と云っても、昨日出かけた札幌では道路に雪は残っていませんでしたが。

 札幌には、道新文化センターの講座「古今和歌集を読む」を受ける為に行ったのですが、2010年8月から読み始めた古今集も気が付けば全1111首のうち849首まで進みました。

 始めた頃はとても全部は読めないと思っていたのですが、この分ではひょっとしたら最後まで到達するかもしれません。

 1回で大抵4首読むので、あと268首を4で割ると67回。講座は年に20回行われるので計算上では3年強で読み終えることになります。

 私のような年齢では、3年は長い月日で何ともいえませんが、まんざら無理でもないかもしれません。

 みな人は花の衣になりぬなり こけのたもとよ かわきだにせよ 僧正遍照

 遍照(俗名 良岑宗貞、百人一首 天津風雲の通ひ路吹き閉ぢよ をとめの姿しばしとどめむ、の作者)は、仁明天皇の傍近く仕えていたが、天皇が亡くなったので出家した。一年経った忌明けに人々が日常に戻るのを見て、未だに天皇を悼んでいる自分の気持ちを詠んだ歌。こけのたもと、は僧衣のこと。