近頃は秋の味覚のサンマがさっぱり獲れないようです。
去年は過去最低の漁獲量の3万トン弱で2008年の10分の1。これは、例年夏から秋にかけて太平洋沿岸に来遊するサンマが水温上昇で来なくなったことや中国や台湾のサンマ漁が本格化し資源量が減ったことに原因があるようです。
今年も7月から行う道東沿岸の流し網漁では1匹も獲れず、昨日厚岸漁港に帰港した一艘が154㎏をようやく水揚げしたが、厚岸漁協直売所で売られた値段がなんと1匹3,780円。
大型船も20日に出漁解禁となったが、水産庁の予測だと、去年よりはいくらか良いが過去2番目の不漁だった2019年を下回るだろうとのこと。
この分だと1匹100円のサンマにはありつけそうにありません。サンマの味も忘れてしまいそうです。
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