2021年8月21日土曜日

神威岬灯台と石狩灯台

 朝刊に「灯台レンズ60年ぶり帰郷」と云うタイトルで、積丹町の神威岬灯台で使われていた昔のレンズが戻ってきたことが報じられていました。

 60年振りにレンズが戻ってきた事にも興味を覚えましたが、なにより神威岬灯台が明治21年に始まったと云う事に関心を持ちました。明治25年に初点灯の石狩灯台と開始時期が4年しか違わなかったからです。

 その4歳年上の兄貴は、どんな姿をしているのだろうと・・調べてみると・・

 石狩灯台とは大分違う姿です。

 ちなみに石狩灯台の赤白縞模様にはエピソードがあって、昭和32年に木下恵介監督「喜びも悲しみも幾年月」のロケが行われた時、白い雪景色に白い灯台では映像効果が悪いと云うことで赤白縞模様に塗り替えられたのです。今なら、映えない、と云うところでしょうか。

 また、石狩灯台は道内21番目の灯台ですが、4歳しか年は違わないのに神威岬灯台は5番目だそうで、こちらは大分貫禄が違います。しかし、石狩灯台にも自慢すべき点もあって、現存する鉄製の建物では道内一古いのです。

  

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