2021年8月12日木曜日

AIが詠む俳句

  AIは、人の情緒など分からない、と思っていましたがそうでもないようです。

 北海道大学の先生3人が、「人工知能に俳句を詠ませることはできますか?」と云う質問に応じて、2017年春に挑戦を始めました。

 AI一茶くんと名付けられたAIが最初に詠んだのが「かおじまい つきとにげるね ばなななな」・・ほらみろ、俳句になってないじゃないか!

 ところが・・

 それから3カ月の特訓を受けたAI一茶くんが詠んだのは

 「旅人の国も知らざる紅葉哉」・・おお!

 さらに、19年3月に行われた、俳人との即吟対決では・・

 「雨音の 途切れずしづか 古雛」

 「戦争が だんだん昏れて 雛祭り」

 どちらが俳人が詠んだ句か分からないほど上達。

 ちなみにAI一茶くんが詠んだのは、後の句。

 AI、恐るべし!

 ですが、AI一茶君がこれほどまでに上達するには、どんな情報を入れなければならなかったのか、私はそちらの方により興味が湧きます。

 

 


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