2022年6月16日木曜日

伊達邦直の墓

  隣町の当別町は伊達の支藩・岩出山藩の伊達邦直主従が開拓した町ですがその歴史を辿る講座を市民カレッジで開催します。昨日はその下見に行きました。

 見学したのは、当別伊達記念館、伊達邸別館、開拓記念樹、小説「石狩川」の作者本庄陸男の記念碑などです。

 最初に見たのは、開拓記念樹となっているイチイの木。痩せ地の聚富で難渋した岩出山藩の人達が、肥沃な地を求めて当別見分に赴いた時に露営したといわれている。平成30年の台風で隣のハルニレが倒れたあおりで半分に折れてしまったそうです。

 次が当別伊達記念館。

 衣裳や日常道具、化粧道具など邦直主従に関連する品々が展示されていましたが、お殿様ゆかりの物はなかなか優雅。




 記念館の隣には伊達邸別館と云う建物があり名士が当別を訪れた時の宿泊所となっていたそうです。邦直と奥方、家臣の人形が飾ってありました。



 その後、伊達家や吾妻家の墓所を見学。邦直の墓が意外に質素なのが印象的でした。


 伊達邦直主従の当別開拓については小説や映画で見聞きしてもなんとなく実感が湧きませんが、実際に遺品や墓所を見学すると正に本当にあった事だと思えました。

 帰りに「本庄陸男生誕の碑」と「文学碑 石狩川」を見学して帰路につきました。



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