ぼちぼちいこうか
一日中0℃から -1℃の気温が続く寒い日。
こんな日は、加藤楸邨さんのある句が頭に浮かびます。
鮟鱇の骨まで凍ててぶち切らる
手がちぎれそうな寒さの中に吊るされた鮟鱇を思い浮かべますが、実は実景を詠んだものではなく、病気で寝ていた時の句だそうです。
であれば、寒々とした心象風景です。
と同時に、ひとつの覚悟も思わせる句にも思えてきます。
いずれにしろ、良い句ですね。
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