上川管内剣淵町の農家がアンデス高原原産の「キヌア」と云う作物の生産に挑戦しているが、キヌア産地ペルーのフニン県パルカマヨ区と姉妹都市提携を結んでいる縁で栽培するようになったそうです。
挑戦を始めた2015年はうまくいかなかったが、翌16年は225K、今年は、9.9haで8トンの収穫があった。
収穫だけでなく、17年~18年に調整を外部委託して失敗した経験を踏まえ自分たちで調整する「キヌアセンター」も開設して、生産者を増やしていく考えだそうです。
「キヌア」はヒユ科の作物で、アメリカ航空宇宙局が理想の宇宙食と云うほど栄養価が高い。
ただ、種子はサポニンと云う苦味成分が覆っていて、水に晒さないと食べにくい。
近年の農家をとりまく環境はTPPなど厳しいものですが、果たしてキヌアが救世主になるでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿