2020年10月8日木曜日

北海道農業の行く末は?

 市民カレッジの講座「北海道農業と私たちのくらし」・3回シリーズの1回目にスタッフ参加しました。

 今日の話は、①北海道の全国的位置②北海道農業の姿③北海道農業と産業の関わり、についての3つ。

 ①北海道の全国的位置

・人口は、全国8番目だが、この20年間で45万人減り、特に2019年から2020年の1年間で5万5千人(石狩市の人口とほぼ同じ)減少している厳しい現実

・一人当たりの所得では、47都道府県中、35位

 ②北海道農業の姿

・食料自給率200%

・高い生産力

コメ、小麦(全国シェアー62%)、牛乳(シェアー54%)、馬鈴薯(春植えシェアー79%)、野菜は屈指の主産地。

農業出荷額13.8%、耕地面積26%、農家戸数3%(3万5千戸)

・農家形態

一農家の耕地面積28.5Ha(全国平均13倍)、農業所得950万円(全国平均6.3倍)

 ③産業との関わり

食料品製造業出荷額は全国シェアー7.4%、付加価値率は27.4%で全国44番目。

 規模も生産額も高いが、二次加工比率がまだまだ不足と云う状況だそうです。

 気さくな講師でなかなか面白いお話でした。

  

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