テレビの科学番組の受け売りです。
カクレクマノミという魚は、群れで一番大きな個体がメスとなり、2番目に大きい個体がオスとなる。その他の個体はオスでもメスでもない。
万一、一番大きなメスがいなくなったら、2番目に大きかったオスがメスに性転換し、3番目に大きな個体がオスとなるそうです。
ただし、どういう仕組みで体の大きさを判定しているのかはまだ解明されていない。
ミジンコの生殖がまた変わっています。
通常はメスが卵を産んで、クローン個体が爆発的に増えるが(単為生殖)、卵が生存できない冬が近づくと、メスはオスを生んで有性生殖をする。これにより生まれた卵はクローンの卵より何倍も大きく、寒さなど悪環境に耐えることができる。
生物は、各種でそれぞれの生殖戦略を取って生存をはかっているのですね。
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