2026年1月1日木曜日

田家元日

  明けましておめでとうございます。

 元日の朝は曇り空で日の出は拝めず。雪もチラホラ舞っています。

 さて今年の元日はちょつと趣向を変えて、新年にまつわる漢詩をご紹介してみたいと思います。

 孟浩然(もうこうねん、もうこうぜんと読む学者さんもいます)の「田家元日」という漢詩です。

 昨夜、北斗星は北へ移動し

 今朝は、東から新しい年がやってきた

 私はすでに働き盛りの年だが

 未だに俸禄を貰う身にはなれないでいる。しかし、それでいながらどうにも気になるのは農家の人達の事だ。

 1200~1300年前の人ですが、なんとなく親しみが持てる人柄のように思えます。

 12歳ほど年下の李白にも慕われて、李白は「黄鶴楼送孟浩然之広陵(こうかくろうにてもうこうねんがこうりょうへいくをおくる)」という痛切な別れの詩を作っています(この詩はいずれどこかでご紹介しましょう)。

 科挙には合格せず、役職にも就けませんでした。

 自由人と言えばそうですが、ご本人は忸怩たる思いもあったようです。

 なお、最近ネットで漢詩を調べると、大抵句が上下に並んでいて一句も左から右へ読むようになっています。パソコンを使うとそうなるのですが・・

 今回は、ChatGPTさんにお願いして、縦書きにして右から左に読むように直してもらいました。まことに便利なものです。今年もChatGPTさんとは親密なお付き合いになりそうです。