近所の桜を見に行こうと思っていたら、生憎の雨。
このところどうもぐずついたお天気が多い。
仕方ないので、桜巡りは止めて図書館へ。
それでもときどき桜を見かけました。お天気ならいいのに!
しかし、もっと悪いお天気の地域もあって、道東では雪が降ったようです。さすがに石狩ではそんなことはありません。
無料バスに乗って番屋の湯へ。
前に行ったのがいつだったか忘れてしまうほど久しぶりです。
バスのお客さんは10人に満たないほど。
大昔の混みあっていた時代とは大違いです。
泉質も悪くなったのか、湯に入ってもあまりポカポカ感がありません。
また、帰りのバスは2時出発と、否応なく昼食をとるしかないようなスケジュール。
その昼食は1,500円の食べ放題だけ、値段の安い一品料理はありませんでした。
という事で昼過ぎに帰ってきましたが、また行きたい気持ちはあまり起きず。
唯一良かったのは、晴れた空の下の広がった海の色でした。
「山笑う」という季語があります。
春の季語で、芽吹き始めた華やかな山の形容だそうですが、北海道ではいつ頃時から使えるのでしょうか?
近くの林を見てもまだ全体に色づくほど芽吹いていないように思えますが・・
思うより言葉になさい山笑う 津田このみ
てのひらは元あしのうら山笑う 寺田良治
万歩などとてもとても山笑う 田中としを
辛夷が満開!
剪定をしなかったために徒長枝は伸び花も隙間なくびっしり重なっていますが、白い色のかたまりという点ではみごとです。
しかし、この姿を見ればいかに手入れされていないかが一目瞭然でちょっと気恥ずかしさはあります。
まあ、来年はこんなにびっしりでなくすき間から空が透けるようにしたいものですが・・
新聞小説・和田竜作「最後の一色」が昨日で終わりました。
細川忠興と一色五郎の戦を描いた物でなかなか面白い読み物でした。
今日からは、西加奈子さんの「きずもの」。さてどうでしょうか?
最近で抜群に面白かったのは木内昇さんの「かたばみ」。
新聞小説が面白いと毎朝が楽しみですが、今回は?
日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版取次協会、日本書店商業組合連合会の出版4団体が、公立図書館や官公庁に書籍、雑誌を販売する際、定価での購入を求めることを決めたそうです。
これまでは本の定価販売を義務づける「再販売価格維持契約書」に図書館や官公庁は適用されない規定があったが5月1日からこの規定を廃止する。
図書館などへの本の納入は入札で行われることが多く、書店は15%ほどの値引きを余儀なくされていた。
そうなると図書館が購入する本も少なくなるのでしょうか?
はっきりしないお天気が続く石狩と違って、今年の札幌は暖かなようです。
今日は21℃になるとのこと。
桜も平年より8日早く昨日23日に開花宣言。
いつもは、やや石狩が寒いものの、おおむね似たり寄ったりのお天気なのに今年は大分差があるようです。
我が家でもストーブを点けると暑く、消すと寒い状態がまだ続いています。
昨日久しぶりにまずまずのお天気だったのに、今日はまた雨。
クロッカスが咲き始めてからどうも良いお天気が続きません。
クロッカスにとっては受難の年かもしれません。
それに比べてエゾエンゴサクは雨が降ろうとへっちゃら。クリスマスローズもへっちゃら組。
周りがそんな風なので、よけいにクロッカスが気の毒に思われます。
松前町のソメイヨシノが開花宣言されました。
札幌もそろそろのようです。
我が家のソメイヨシノはといえば、やっとほころびかけた所。こちらはもう少しかかりそうです。
北海道もようやく桜便りが聞こえてくる季節になりましたが、それにしてはこの数日案外寒い日が多いのです。
辛夷が咲きました。
ただ、冬にやろうと思っていた剪定をやらず仕舞いになってしまったので、徒長枝だらけでまったくまとまりなし。
やんぬるかな!
いっぺんに辛夷の空となりにけり 岸田稚魚
けふの日も辛夷の花に照り曇り 山口青邨
すぐ晴れん空疑はぬ辛夷かな 阿波野青畝
昨日は今年度第1回目の札響定期演奏会。
ドイツ出身で44歳のエリアス・グランディさんが新しく主席指揮者に就任。
演目は、マーラーの交響曲第2番。90分と長く声楽付きの大掛かりな曲です。指揮者の力量が試される初披露にはうってつけの曲でした。
曲が終わるとやんやの喝采。初指揮は大成功だったようです。
今朝は雨模様のお天気で、クロッカスも花弁を開かず。
昨日もこんな感じでした。
クロッカスの最盛期だというのに気の毒です。
お天気に関係なく咲くクリスマスローズはしっかり花をつています。
その中で何といっても私の期待は、キバナノアマナ。もう少しで今年も咲いてくれそうです。
昨日道端でフキノトウを見つけて、春らしい気分になりました。
そこで、今朝は我が家のフキノトウも写してみました。
ところが、フキノトウの傍でエゾエンゴサクがたくさん咲いているのを見つけました。
エゾエンゴサクは庭のあちこちにひろがって咲きますが、今咲いているのは建物の北側で朝日のまったく当たらない場所だけです。陽の良く当たる場所にはひとつも見当たりません。
考えてみると、エンゴサクは元々林の林床に生える植物ですから元来薄暗いところの方が好きなのかもしれません。
バスを待っていた時、近くの道路が少しへこんでいるのに気が付きました。
ちょうど雨が降って、そのへこんだ所に雨水が溜っていました。
よく見ると、白線もそこだけ歪んでいるようです。
車もそこを通る時はやや車体が揺れているようです。
地盤が沈下したのでしょうが、埼玉で起きた陥没も思い起こされます。
まあ、地盤沈下なら道路の下に空洞が出来ているわけではないと思いますので、それほど危険はないでしょう。
近くの公園にちょっと変わったネグンドカエデの木があります。
根本のところがまるくふくらんでいるのです。
どうしたらこんな形になるのか?
ごく小さな時に雪などで頭を削がれたのかもしれません。
あるいは、異常な細胞分裂をしたあと芽をのばしたのか?
しかし造成された公園の木ですから、人に植えられたはずです。
形の変形した木を植えるはずもありませんから、やはり植えた後に何らかの事情で根元がふくらんだというのが真相でしょうね?
しかし、こんな異常がありながら今では背高く立派に伸びているのですから、むしろ不屈の精神を持つ木として崇めなければいけないかもしれません。
これから最盛期を迎えようとしていたクロッカスが雨にたたかれて気の毒な姿に。
それを見ていたら、井伏鱒二さんの「花に嵐のたとえもあるぞ」という詩を思いだしました。
この杯をうけてくれ
どうぞなみなみつがせておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ
この詩は于武陵という人の漢詩を和訳したものです。
元の詩も挙げてみると
君に勧む金屈卮(取っ手の付いた黄金色の酒杯)なみなみとついだ酒を断らないでくれ
満開の花には風や雨がつきものさ
楽しく飲んでいても人生には別れが多いのだから
何か、クロッカスの姿からあらぬ方へ行ってしまいましたね。
昨日の競馬は、クラシックレースの第一弾「桜花賞」でした。
クラシックレースとは、3歳馬による桜花賞、オークス、皐月賞、ダービー、菊花賞の5つのレースのことでイギリスの競馬体系に倣ったもの。
牝馬については秋の秋華賞を加えて3冠レースとされています。
さて桜花賞、2歳のG1を勝ったアルマヴェローチェは2番人気と、意外に支持されていませんでした。
そして結果は、3番人気のエンブロイダリーが勝ってアルマヴェローチェが2着。1番人気のエリカエクスプレスは5着に敗退。
それでも3番人気と2番人気の1,2着ですから順調な結果ではありました。
このところハズレ続きでさっぱりだった私もなんとかおこぼれにあずかることができました。
めでたし、めでたし!
昨日は好いお天気だったので、小学校裏の林を歩いてみました。
この道にはズミの木があって、まるで干しブドウのような実を付いていました!
といっても普通に写しても焦点が合わずピンボケに。仕方がないので手をかざして何とか写しました。
公園に入ってシナノキの芽を見てみましたが、きれいに芽吹くのはもう少し後のようです。こちらもやはりピンボケ。
道路わきにどんぐりがいっぱい落ちていました。それも道理、見上げると真上にミズナラの木が・・雪を戴いて輝いている手稲山を見ながら帰ってきました。
昨日、冬囲いを外していた時のこと。
親戚からもらって大事に育てていたライラックの若木が根元からぽっきり折れているではありませんか。
がっちり冬囲いを施していたはずなのに何かの拍子に雪の下敷きになってしまったのでしょうね。
折れたのが幹の際なので萌芽も難しいようです。
嗚呼!
雪もすっかり融けたしそろそろどうかと思い、歩いて15分ほどの所へ自転車で行ってみました。
でも、どうもフラフラと体が揺れて安定しない。
まして車が来るとそっちの方へ倒れ込んでしまいそうで怖い。
出がけに家人に、大丈夫?と言われ、自転車くらい大丈夫大丈夫と大見えを切った手前、弱音も吐けません。
ただそんな私のような自転車フラフラ乗りの人のためでしょうか、車道の自転車用路が広くとってあるのが大助かりです。
たいして乗らなかったのに翌朝ふくらはぎが痛くなりました。こんなことで、大丈夫?
今朝は曇り空で、クロッカスはまだ完全に花弁を開きませんが、陽が差せばいっぱい咲きそうです。
いよいよ我が家の庭も春の風情となってきました。
多分今月末にはカタクリも咲くでしょうから、内も外も花盛になりそうです。
東京都美術館で「ミロ」の展覧会をやっています。
昔からミロは好きで、我が家の居間の壁に「逆立ちする人」の複製をかけて一人悦に入っていたくらいです。
ただ、どうも家人はじめ他の人からは、なんだか変な絵を掛けてと思われて、評判はいまひとつでした。子供たちが遊び回る居間にはビッタリだと思ったのですが。
ミロ展は見に行きたいけど東京ではね。
いつか北海道近代美術館に来ることを祈るより仕様がありません。