2021年11月7日日曜日

ふたつの「大森貝塚」の碑

 教科書で習った大森貝塚。

 何年生の時だったかは忘れましたが、アメリカ人のエドワード・モースが気車の中から外を眺めていて発見したと云うエピソードはとても印象が強いものでした。

 その大森貝塚を顕彰する碑はふたつあるそうです。

 ひとつは、太田区にある「大森貝墟」、もうひとつは品川区にある「大森貝塚」碑で、両者はごく近く300mしか離れていないそうです。


 長い間どちらが本当の大森貝塚なのか論争されましたが、昭和59年までの調査で品川区の碑がその場所だと判明したそうです。

 碑が建てられたのが、「大森貝塚」碑が昭和4年、「大森貝墟」が昭和5年ですから、50年以上経ってから判明しても、違うと言われた大田区側では泣くに泣けないでしょう。

 まあ、300mの範囲にあるのですから、違うとも云えないでしょうね。 

0 件のコメント:

コメントを投稿