世界遺産「北海道・北東北縄文遺跡群」のひとつ”キウス周堤墓群”でボランティアガイドが始まったそうです。この遺跡は17の遺跡群のうち石狩から一番近いものです。
周堤墓とは北海道特有の集団墓で、地面を円形に掘り下げ、その土を周囲に環状に盛って造った「周堤」の内側に複数の墓穴を掘って遺体を埋葬するもの。
約3,200年前に造られたキウスは、9基の大規模な周堤墓が集まっていて、一般的な周堤墓が外径10~30mなのに対して大きいもので83mもある(ガイドではジャンボジェット機が入る大きさと説明している)のが特徴。
周堤の内側が死者の世界、外側が生存者の世界として区別していたそうです。
ただ、基本的に円形の周堤の中が低くなっているだけのようなので実際に見てみたら案外拍子抜けと云うこともないではないような気もしますが。だからガイドが付いて説明する必要があるのかもしれませんね。
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