子どもたちの自然観察や学びを進める団体「うみいく」の活動で北大構内を散策し、午後からは博物館を見学しました。
先生は、子供の頃北大の近所に住み構内を遊び場にしていたと云うYさん。
先ずは、北9条あたりのキャンパスがちょうど豊平川扇状地の端っこにあたり、昔は湧き水(メム)が豊富だったことなどを教えてもらいました。
構内にはハルニレの木が多いこと。ハルニレは、水が豊富な地に生えるが洪水のような大水には弱いこと。だから、ハルニレが生えている土地は人間にとって生活しやすい所であることを学び、樹皮の特徴や左右非対称のものもある葉の特徴を観察しました。
それほど暑くはなかったので、広い構内歩きは快適。
ハルニレの他には、ちょうどヤマグワが実っていいて、子どもたちは大喜び。やはり実のある木には関心が強いようです。
実が生ると云えば、オニグルミとカシグルミも実が生っていたので、ふたつのクルミの樹皮の違いや実の形の違いを観察しました。
大野池のオシドリにも歓声。
広い構内を午前中いっぱい歩き、最後はサクシュコトニ川の傍で休憩。
午後からは、博物館見学。
地球展示室を開設され、地学が専門の山本先生に案内してもらいました。
最初に現在の研究機材などを見せてもらいました。
次に先生が企画された「地球展示室」を案内してもらいました。
ここの一番の特徴は、「100万分の1スケール(6.4m)の地球断面図」と「4.6mの地球史カレンダー」
五感を使って地球を感じてもらうのが狙いだそうです。
色々、説明してもらい、子どもたちも様々な質問を投げかけてなかなか勉強になったようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿