2021年6月30日水曜日

青い市電

 新型コロナウイルス感染治療に携わる医療従事者に感謝の気持ちを示そうと青くラッピングした市電が運行を始めたそうです。「そんな色の電車が走っていたこともあるよね」と振り返るようになれるのはいつことでしょうか?

 その医療従事者20万のワクチン接種がようやく終了したそうです。また65歳以上の接種は、1回目終了が45.2%、2回目終了17.2%と全国最低レベル。

 ところで、市電と云えばこれまで慣れ親しんできたのが緑色のこの車両。

 最近は、低床で車イスの人にも優しい愛称「ポラリス」と云う車両もあり、これは平成25年にグッドデザイン賞を貰ったそうです。

 冬季間走っているのが、「雪ミク」車両。

 また、昭和36年から走っていてレトロな雰囲気でファンの多かった「M101」は今年の10月で引退するようです。

 ちなみに、200万円ほどで1年間好きなラッピングが出来るそうです。

  

2021年6月29日火曜日

花火の見える家

  先日柿の木のある家のことを書きましたが、5年と6年の時に居た製材所の家もなかなか特徴がありました。

 川のそばにあると云う地理的条件から、川向うで行われる花火大会の時は、2階がまるで特等席のようだったのです。

 その時は従妹たちも集まってなかなか賑やかでした。そんな時のざわめきや華やぎはどこか頭の片隅に残っています。

 思い出していると、その時食べたスイカの味まで蘇ってきそうです。


 

2021年6月28日月曜日

こんなきれいな街路樹

  石狩市内にはコブシの木などちょっと変わった街路樹がありますが、そのひとつハシドイの白い花がきれいです。

 札幌の木となっているライラックの和名はムラサキハシドイですが、ハシドイは同じモクセイ科でも花期がかなり遅いのと黄みがかった白い花(ライラックにも白花はありますが)が特徴です。

 今時期は、あまり花を咲かせている街路樹はないので、白い花が並んでいる光景はなかなか目立つものです。



2021年6月27日日曜日

ノハナショウブ満開

  久し振りにはまなすの丘公園へ。天気も良く、たくさんの人が来ていました。

 今盛りなのは、先ずはノハナショウブ。

 青紫の花がいっぱい!



 もうひとつエゾノカワラマツバも最盛期。

 ただ残念なのは、大きな群落が木道から遥か向こうにあることです。

 公園は今がちょうど良い時期かもしれません。はまなすはまだまだたくさん咲いていますし、成長の早い株では実も見られます。


 ハマエンドウやハマヒルガオもあちこちに。


 さらにハマボウフウも咲き始めています。

 一方、鳥たちは、ヒバリこそ大分少なくなりましたが喉の赤いノゴマや

 ノビタキ

 ホオアカ

 などそこら中で鳴いていました。

 花と鳥を見ながら2時間ほど気持ち良く歩きました。

2021年6月26日土曜日

甘かったり渋かったりする柿

  昨日、子供の頃に住んでいた家を思い返していたら、2年生と3年生の時に住んでいた山の手の家に柿の木があったことを思い出しました。

 柿の木は折れやすいから気を付けろ!と云われながらもいつも登っていました。

 ただ、その柿の木は実が生ると、甘かったり渋かったりしたのを覚えています。渋かったのが熟れだすと甘くなるのではなく、甘い実を食べた後、何日か経って食べると渋かったりするのです。

 ですから、この柿の木は甘くなったり渋くなったりするんだと思っていました。

 しかし、今考えるとちょっとおかしな話です。甘柿は甘柿、渋柿は渋柿のはずです。

 と思って調べてみると・・

 富有柿のような甘柿とは違い、不完全甘柿と云う種があって、受精が充分で種が多い実は渋みが抜け、受精が不充分で種が少ない実は渋みが抜けないのだそうです。

 子ども心に、この木は甘かったり渋かったりするのだと信じていたことが間違いではなかったことが分かり、ちょっと嬉しい気がします。

 ちなみに、甘柿は苦味のあるタンニンが不溶性になることで、渋みを感じないのだそうです。

2021年6月25日金曜日

朝顔

 家人が播いた朝顔が大分大きくなってきました。今年もたくさんの花が楽しめそうです。

 ところで、家人は子供の頃に育てた朝顔が褒められたと云う良い思い出があるようですが、私はと云えば、朝顔に水を灌ぐ時の清涼感(まだ暑くならない大気、水滴の冷たさ)がなんとなく残っているようないないような。かなり記憶があいまいです。

 実際住んだ家のことを思い返してみても、1年生までは海沿いの会社の2階で庭などまったくない家、2年から3年までは、山の手の家で庭がありましたが朝顔の記憶はなし、4年から6年は街中の木工所の一角の家でこれも庭はなし、中学以降はまた最初の海沿いの家と、辿っていってもどうも記憶の中に朝顔は登場しません。

 にもかかわらずぼんやりと朝顔に水をやる記憶が残っているのは、どこかの家に朝顔が植えてあって、水をやったのでしょう。おふくろは花の趣味はなかったので、植えたとすると親父でしょうが(私が種を播いた記憶はまったくありません)、可能性のあるのは街中の木工所の家だと思います。当時はテラコッタなどと云う洒落たものはなかったので、木箱にそこらの土を入れたのでしょう。あまり体裁の良いものでなかったので、記憶が薄れてしまったのか? 

2021年6月24日木曜日

恐るべし!植物の力

  昨日、ふとコブシの木を見上げたら、何やらピンクの花が咲いているではありませんか。

 えっ、これ何?コブシの花はとっくの昔に散ってしまったのに・・それにピンクって?

 そこで、調べてみると・・

 コブシの枝間を別の植物の幹が伸びているではありませんか。

 枝を2m以上伸ばした先に花をつけているようです。

 どうやらコブシの樹下にある薔薇が光を求めて必死に幹を伸ばし、コブシの上空に届いた所で安心して花を咲かせたようです。

 植物の光を求めて幹や枝を伸ばすエネルギーはすごいものです。

 植物の力、恐るべしです。

2021年6月23日水曜日

ウチの子褒め

  我が家の京ブキは太くなるのを待ちかねるようにして、今年もう5~6回は収穫したでしょうか(と云っても採るのも料理するのも家人ですが)。しかしだんだん太りが悪くなって、今度採ったのは特に細くて皮が剝くのがやっかいだと家人がぼやいていました。

 そんな中、ラワンブキを貰ったので、早速食べ比べてみました。

 右が京ブキで左がラワンブキですが・・

 ラワンブキはシャキシャキ感が強くあっさりした味。一方京ブキのほうは、シャキシャキ感はないものの、ほろにが味があって味も複雑です。

 どちらかと云うと京ブキのほうに軍配を挙げたいのですが、でも、これって、自分ちの犬や猫を自慢するのと同じウチノ子褒めの類かもしれません。

 

2021年6月22日火曜日

トンチンカン

  朝の事。

 家人が「昨日寝たのは何時だったっけ?」と聞くので、

 「10時半ころ」と答えると、「何言ってるの。昨日何食べたっけ」と聞いたのに、と返されました。

 近頃このように会話が噛み合わないことが時々あります。

 お互いにやや耳が遠くなってきているようです。

 特に襖は開いていても別の部屋だと相手が言っていることを取り違えることがあるようです。

 言っていることが分からず一度ならず聞き返すこともたびたびです。

 密にならず離れてくらしたい今日この頃なのに困ったものですが、これは老化に伴う自然現象ですから已むを得ません。

2021年6月21日月曜日

ほったらかしでも元気なヤマハギ

  今年もヤマハギが元気に枝を伸ばしています。

 水も肥料もやらず、鉢に植えたまま植え替えもしない、ほったらかし状態にもかかわらず毎年1mくらいに伸びて、花を咲かせ実を付けてくれます。

 実にえらいものです。

 路傍にあったのを掘ってきてからもう20年以上我が家に住まっています。

 花はミヤギノハギほど豪華ではありませんが、そこはかとない赤紫色に風情があります。

 手入れとも云えない唯一の手入れは、初冬に伸びた枝を根元から切り取ることですが、それでちゃんと花も実も付けるのですから、ぐうたらな私にはうってつけの樹木です。


 

2021年6月20日日曜日

仏さんのお菓子

 仏壇にお供えしたお菓子は時々なくなるものです。

 と云っても、他人ではなく犯人は家人と私。お茶でも飲もうかと云う時、甘い物が何もないとついつい仏壇から失敬と云うことになってしまいます。

 親父やお袋には仕様のない奴だと笑われているかもしれません。

 ところで仏さんのお供え物では、思い出があります。まだばあちゃんが元気なころ。

 貰い物は必ず仏壇に供えるのが習わしで、それはそれでよいのですが、ばあちゃんはいつまで経っても仏壇からおろして食べて良いとは言いません。

 果物などはだんだん熟してきて、しまいには腐りかけてきます。そうなってからようやく食べる許可が出るのですが、子ども心にもう少し早く美味しいうちに食べさせてくれればよいのにと思ったことがよくありました。

 私はまだ5~6歳の頃ですからもう70数年前のことです。

2021年6月19日土曜日

4月期のドラマ終了

 4月期のドラマがほぼ終了しましたが、私にとっては見る物があんまり多くなかったシリーズでした。 

 刑事もの2作(警視庁・捜査一課長、特捜9)以外で楽しみに見ていたのはわずかにイチケイのカラスとリコカツのふたつだけ。いつもなら大体4~5つあるのですが。


 ドラゴン桜は視聴率も良かったようですが、どうも好みに合いませんでした。

 恋はDeepに、着飾る恋には~のふたつは、期待外れ。

 と云うことで、私にとっては不作だった4月期ドラマですが、さて7月からは?

 

 

2021年6月18日金曜日

街に熊が出た!

 今朝方、札幌の東区に熊が出たそうです!

 3人が襲われて怪我をしたようですが、出没した北33条東16丁目と云えば、次男の家の比較的近くです。

 次男に聞いたら、孫の通う小学校は休校になったそうです。

 熊はなんとか駆除されましたが、これまでの出没例のように山との近接地帯ではないので、どういう経路で現れたのでしょうか?

   

2021年6月17日木曜日

プロ野球交流戦終了

  昨夜でプロ野球交流戦が終了、日本ハムは、伊藤投手の好投で最後の試合を勝ちました。

 前半戦の不調から交流戦で巻き返し、と云っていたのが結局交流戦も7勝11敗の負け越し4つ。

 どうも今年はいつまでたってもこんな感じかもしれません。パ・リーグでも、5位の西武とは6ゲーム差。

 今シーズン終了まで、あんまり勝ちは期待はしないで、野村や高浜、万波など若手の活躍を見守るしかないかもしれません。

2021年6月16日水曜日

スズメの御宿 

  散歩に出かけると、あちこちでスズメに出会いますが、ひと頃、そう20年ほど前ですが、スズメを見かけなくなったと大騒ぎしたことがあります。疫病説など様々な原因があげられました。

 今では普通に見かけますが、全国的にはそうでもなさそうです。

 山科鳥類研究所の研究によると、1987年から2008年の20年間で6割減になったそうです。

 理由としてはすき間のあるような住宅がなくなったこと、都会では子育てに大事な昆虫が減ったことなどが理由に挙げられています。

 うるさい程スズメが鳴いている石狩はまだ環境が良いのかもしれません。

 我が家にもよく訪れますが、もう少し落ち着いて居ればよいのに、ほんの一瞬地面を啄み廻るだけですぐにいなくなってしまいます。

 お宿にしてくれても一向に構わないのですが、冬に冷気が入らないように閉じた建物になっている我が家では無理な話です。

 

2021年6月15日火曜日

鐘の音

  我が家から直線距離で1㎞も離れていない所に曹洞宗のお寺があって、そこで突く鐘の音が朝7時と夜6時に聞こえてきますが、どうもこちらが落ち着いた気持ちでいる時ほどよく響いてくるようです。

 テレビで梵鐘を作っている人の話しが紹介されていましたが、梵鐘は元々形に少しゆがみがあって、そのゆがみが音のゆらめきを生むのだそうです。

 人の心を安らかにしてくれるのは、波の音や小川のせせらぎなどのようにゆらめきのある音、だから梵鐘は余韻が大事。

 良い梵鐘は、1里鳴って1里響き1里渡るそうです。

2021年6月14日月曜日

立てば芍薬

 芍薬が咲き始めました。

 紅白の一重のものと


 八重の白です。

 立てば芍薬・・と云われますが、一重のものだと牡丹と比べて豪華さが足りないように思えます。

 ただ、八重なら並び称されても良いかもしれません。