仏壇にお供えしたお菓子は時々なくなるものです。
と云っても、他人ではなく犯人は家人と私。お茶でも飲もうかと云う時、甘い物が何もないとついつい仏壇から失敬と云うことになってしまいます。
親父やお袋には仕様のない奴だと笑われているかもしれません。
ところで仏さんのお供え物では、思い出があります。まだばあちゃんが元気なころ。
貰い物は必ず仏壇に供えるのが習わしで、それはそれでよいのですが、ばあちゃんはいつまで経っても仏壇からおろして食べて良いとは言いません。
果物などはだんだん熟してきて、しまいには腐りかけてきます。そうなってからようやく食べる許可が出るのですが、子ども心にもう少し早く美味しいうちに食べさせてくれればよいのにと思ったことがよくありました。
私はまだ5~6歳の頃ですからもう70数年前のことです。
0 件のコメント:
コメントを投稿