2024年12月18日水曜日

お寺さんを待つ間

  昨日は、お寺さんが見えることになっていました。

 待つ間は手持無沙汰です。

 でもいつ見えるか分からないので、小説など読むのもちょっと・・・

 こういう時に一番良いのは、一区切りが短い短歌や俳句の解説本です。

  という事で、永田和宏さんの「近代秀歌」を引っ張り出してきました。

 でたらめに開いたページにこんな歌が載っていました。

 ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲

                     佐々木信綱                      

 調べの良い歌ですね。佐々木信綱には、こんな歌もありました。

 幼きは幼きどちのものがたり葡萄のかげに月かたぶきぬ

 斎藤茂吉が長崎医学専門学校へ赴任した時の歌。

 朝あけて船より鳴れる太笛(ふとぶえ)のこだまはながし竝(な)みよろふ山

 また、こんな面白いのもありました。

 馬と驢(ろ)と騾(ら)との別(わかち)聞き知りて驢来り騾来り馬(ま)来り騾と驢と来る 土屋文明

 と、楽しんでいるうちに・・・

 チャイムが鳴って・・お寺さんが見えました。 

 


2024年12月17日火曜日

カクレクマノミとミジンコの不思議な生殖

  テレビの科学番組の受け売りです。

 カクレクマノミという魚は、群れで一番大きな個体がメスとなり、2番目に大きい個体がオスとなる。その他の個体はオスでもメスでもない。

 万一、一番大きなメスがいなくなったら、2番目に大きかったオスがメスに性転換し、3番目に大きな個体がオスとなるそうです。

 ただし、どういう仕組みで体の大きさを判定しているのかはまだ解明されていない。

 ミジンコの生殖がまた変わっています。

 通常はメスが卵を産んで、クローン個体が爆発的に増えるが(単為生殖)、卵が生存できない冬が近づくと、メスはオスを生んで有性生殖をする。これにより生まれた卵はクローンの卵より何倍も大きく、寒さなど悪環境に耐えることができる。

 生物は、各種でそれぞれの生殖戦略を取って生存をはかっているのですね。

2024年12月16日月曜日

陽はまだ昇りきらず

  今朝の札幌地方の日の出は7時。

 1時間ほど経っても、まだ陽は昇り切っていません。

 だから、明るい所と暗いところが入り混じっています。というより、一部分が明るいと言ったほうがよいでしょうか。

 庭では、背の高いドウダンツツジは陽に照らされていますが、低い位置の庭は一部に何かを透かした陽が当たっているだけです。


 ただ、空はすでに素晴らしい青空です。


2024年12月15日日曜日

岩見沢、雪の思い出

 岩見沢市で72時間降雪量が87㎝にもなったそうです。

 岩見沢は若い頃2年ほど住んでいたので他人事には思えません。

 元々岩見沢は多雪地帯で、冬はなかなか大変です。私が居た時も、事務所の戸を開けるには高くなった歩道の雪に階段をつけなければなりませんでした。

 毎朝車を出すのが一苦労。除雪にはかなりの時間を取られました。

 まちの中心を札幌から旭川への国道が通っているのですが、冬場は、まちの境から事務所までたどり着くのに、夏場10分のところが1時間以上もかかるほど車が渋滞しました。ただ、今はバイパスが出来ているので大分違うでしょう。

 懐かしい思い出です。

  

2024年12月14日土曜日

くじらのおばけ

  73年ぶりに建造された捕鯨母船関鯨丸」が石狩湾新港に入港、12日には市場関係者や水産高校生を集めた見学会も行われたそうです。

 また、11日にはナガスクジラの生肉1トンが札幌卸売市場に上場、12日朝セリにかけられた。

 クジラは子供の頃よく食べましたが、白い「オバケ」は大好きでした。冷凍した刺身は、凍ったうちはよいのですが、融けてグニャグニャになったのは苦手でした。

 肉の竜田揚げなんていうのもありました。

 でも今でも食べてみたいのは、おばけです。


 

2024年12月13日金曜日

雪投げ

  これまで何度か雪をかく日があってもちょいちょいとやるだけで済んでいましたが、昨日の朝はそう簡単にはいきませんでした。


 ご近所でもせっせと雪かきを・・

 けっこうくたびれました。

 ところで雪かきについては、道内でも、雪はね、雪投げなどいろいろな呼び方があるようです。

 除排雪した雪を捨てる推雪場は、雪投げ場ともいうので雪投げという言葉はけっこう使われているのかもしれません。


2024年12月12日木曜日

吹雪の中のバス

  昨日はかなりの吹雪でしたが、会議があるのでバスで出かけることに。

 バスを待っていると、通る車は皆ライトを点灯、こんな視界不良の状態ではバスも大幅遅れだろうと覚悟していたら、案外早く2~3分遅れで来てくれました。

 雪に吹き付けられて待つのもなかなかつらいので、さほど待つことがなくて大助かり。

 帰りは車で送ってもらったので楽ちんでした。

 ところで、朝刊にこんな句が載っていました。

 大枯野リュックに風の音詰めて    辻脇系一

 私も、リュックは必需品になったので、何かを詰めてみようかな?

 


2024年12月11日水曜日

蜂の巣の作り方

  蜂が作る六角形の巣は、整然としてびっくりするほど精緻ですが、実は人間が作るビルディングなどとは全く違う作り方なのだそうです。

 ビルディングは、全体像を頭に入れて設計図を描き、それに基づいて作ります。つまりまず全体像ありきです。

 ところが、蜂の巣は1から始めて全体に至るというやり方で作られる。ある地点から3方向に伸ばしていくと出来上がりが六角形になる。ですから、精緻なように見えて、案外歪みもありお終いのほうはかなり歪になっているそうです。

 そう聞かされると納得ですが、1から始めてあんな立派なものが出来上がるのですから、それはそれですごいものです。

2024年12月10日火曜日

歩き方改革

  冬道で滑らない歩き方というのを早速やってみようと思ったのですが・・

 生憎新雪がふわりと被った状態。どんな歩き方でも滑ることはなく試しにはなりませんでした。

 ただ、膝をあげて進む歩き方はけっこう疲れることだけは分かりました。

 効果のほどは、今度滑る道に出会う時までわからず仕舞い、残念!

 

2024年12月9日月曜日

ライフハックとは

  ライフハックという言葉は知りませんでした。日常生活をより効率的で快適にするための工夫やテクニックのことをいうそうです。

 おばあちゃんの知恵袋といったところですかね。

 もともとhackという英語は切り刻む、叩き切るという意味のようです。

 それが、hackingとなると不正侵入になりますね。

 ライフハックに戻って、私はそんな知恵は持っていませんが、さしあたり雪道を滑らないように歩く方法は知りたいところです。

 そこでネットで調べてみると、足を蹴るようにして歩かないで、膝を持ちあげて前に運ぶようにすると良いそうです。

 早速やってみるかな!

2024年12月8日日曜日

パンダの宿命

  ある本で読んだ、パンダについての聞きかじりです。

 パンダの主食は竹ですが、もともとクマ科の動物なので、ウシやヒツジのような長い消化管や複数の胃はありません。

 ウシやヒツジは腸内に植物繊維を分解できる細菌を住まわせてセルロースを消化することができますが、パンダにはそれが無いので非常に消化が悪いのだそうです。

 だからパンダは、必要な栄養量を摂取するために一日40㎏もの竹を食べ続けなければならないのだそうです。

 何だか、パンダが気の毒になってきました。

2024年12月7日土曜日

ドリトル先生問題

  子どもの頃、ドリトル先生シリーズは大好きでよく読みました。透明な殻を持つ大カタツムリの殻の中に入って航海する場面などワクワクしたものです。

 それを思い出して、2年ほど前に改めて読もうとしたのですが、あることに疑問を感じ読むのをやめてしまいました。

 というのは、先生と弟子のスタビンズがおいしいソーセージを食べる場面が出てきたからです。

 先生は動物や鳥たちと話が出来てみんな友達です。家には豚のガブガブも住んでいます。そんな先生がおいしそうにソーセージを食べるのはおかしいのではないか、と思ったのです。

 ところが、自身小さい頃からドリトル先生が大好きだったという生物学者の福岡伸一さんは「先生がソーセージが大好物なのは、生きることにフェアなのだ」と言って肯定しています。

 生物学者としてドリトル先生のフェアネスを求めたい、とも言っています。

 私は、架空のユートピアの中に真理はなくてもよいのではないか、と思うのですが。


2024年12月6日金曜日

足元にご用心!

  そろそろ根雪になりそうな感じですが、雪道を歩くのはなかなか大変です!

 特にまだすっかり雪が積もらずに一部が凍り付いている今頃の道は一番怖い。

 滑らないように気を付けて歩くようにしていますが、そのせいかどうも肩が凝る。緊張が体に伝わるのでしょうね。

 赤いナナナカマドの実などに見とれていると、つい足元がおろそかになりがちなので、ご用心、ご用心!


 


 

2024年12月5日木曜日

割烹着姿

  手作り食品講座にスタッフ参加。

 10名ほどの受講者の中に一人割烹着を着た方がいました。

 何だか、懐かしい。最近は、料理屋さんならいざしらず、一般の方の割烹着姿を見ることは少ないようです。子供頃、お母さんたちはいつもその姿だったことを思い出しました。

 今は皆エプロン姿です。

 割烹着は、昭和の風俗なんでしょうね。

2024年12月4日水曜日

中学生の作文

  中学生人権作文コンテストで道内優秀作品として応募7841作品から選ばれた4人の作文が朝刊に載っていました。

 いずれも深く考えさせられるもの。特に問題に対して弾劾するのではなく自分はどうすれば良いかと考えている視点に感心しました。

 中学校時代の私を思い起こすと、ただぼんやりくらしているだけでこんなにしっかりしていなかったなあ、と思ったことでした。

 

 

2024年12月3日火曜日

風邪との戦い!

 バスで出かける時、行きは時間を見計らって待ち時間なしで乗れますが、帰りはバスの時間とうまく合う事が少ないので苦労します。

 まさに行きはよいよい帰りはこわい、です。

 昨日も、買い物の帰りに20分ほど(20分ならまだましなほうです)バスを待つことになったのですが、風の冷たいこと、冷たいこと。

 あとで調べたら昨日は最高気温5℃、最低が4℃でした。それに風の冷たさも加わるのですから寒いわけです。

 バスに乗るということは、風邪との戦いでもあるようです。

 

 

  

 

 

2024年12月2日月曜日

食べ放題

  「食べ放題」と言う言葉は、あまり辞書には載っていないそうです(ラジオ番組国語辞典サーフィン)。

 これは、食べるも、放題も、説明できる言葉なので、そういう場合は、組み合わせた言葉としては辞書には載せないという決まりみたいなものがあるからだそうです。

 そこで、「放題」という言葉を引くとちゃんと「食い放題、または食べ放題」が用例として載せられている。

 不思議なのは、今ではあまり使われない「食い放題」の方が先に挙げてあることです。きっと、昔は食い放題のほうがよく使われる言葉だったのでしょうね。

 ところが、ひとつを除いてほとんどの辞書が現在使われている、90分焼肉食べ放題、など一定の料金を払って一定の時間内に対象メニューを好きなだけ食べられるシステムのことを取り上げていないそうです。

 辞書編纂者さんは、食べ放題に行かないのでしょうか?飲み放題には行くと思いますが・・


 

 

 

2024年12月1日日曜日

雲がゆっくりゆっくり・・

  昨日の朝起きたら雪が積もっていました。

 といってもそれほど多くはなく、すぐに消えてしまいそう。

 特に予定もなかったのでぼんやりして、ふと居間の窓から空を見上げたら・・

 青い空に浮かんだ雲がゆっくりゆっくり流れていくのが見えました。

 雲が流れるのをのんびり眺めるのは久しぶり!

 青空のおかげで雪は午後にはほとんど消えてしまいました。