ぼちぼちいこうか
朝刊の北のうた暦にこんな句が載っていました。
箱眼鏡在るはずもなき夫さがす 中嶋秀子
この方の夫はどうして亡くなったのでしょうか?
単純に解釈すれば、海で遭難した漁師の夫を想う句。
あるいは津波で流されて行方知れずなのか?
それとも、亡くなった夫をいまだに探す気持ちが残っている妻がたまたま漁師さんが箱眼鏡を覗いている光景を見て、無理を言って覗かせてもらう。
ひょっとしたら、夫はこんなきれいな海の底で飄々と過ごしているかもしれない?
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