テレビのお天気キャスターさんの気象講座を受けました。
今朝台風が長崎に上陸したことから、台風についての話題で始まりました。
年間発生する台風は27個ほど。うち日本に接近するのが14個くらい。北海道に来るのは1.5~1.9個だそうです。
一般的に北海道へ来る台風で、日本海側に来るのは風台風、道東へ来るのは雨台風になりやすいそうです。
台風が来ると被害が出て困りますが、来なくて被害が出たのが昨年の赤潮、これは海がかきまわされずにプランクトンが発生したもの。何でも良い面と悪い面があるようです。
気象予報上の本音も聞かせてもらいました。
予報をマークで表現するのはとても難しい。予報に迷った時は曇りとする。晴マークでもゲリラ豪雨が降る時がある。気温と一般の人の体感が違う。一番難しいのが北海道の雪予報、等々。
◇北海道の気象予報は難しい
面積以上に多くの気象多様性がある為。急に熱風(魔女の風)が吹いて気温が急上昇することがある。
◇北海道の気候の変化
・気候が変わってきている
春は早く、秋は遅くなっている。大雨、大雪、乾燥、台風の発生。干ばつ、早霜、遅霜などの静かな災害も起きている。
◇石狩の気候の変化
・近年の史上一番の現象―1時間降水量40㎜(2017/9/23)。最高気温35.4℃(2021/7/28)。最低気温のマイナス23.9℃(2021/8/8)。最少湿度17%(2022/5/11)。月間日照時間265時間(2021/7)。
そして何よりの変化は⇒北海道は日本でも一番温暖化が進む。
なかなか面白い話でした。
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