小田原と熱海の間の相模湾を望む山に現代美術作家の杉本博司さんが作り続ける様々なオブジェや建物をもつ江之浦測候所と云う建造物があるそうです。場所は元々ミカン山だったところで、海を臨むと絶景です。
測候所と云っても気候を調べるところではなく、「悠久の昔、古代人が意識を持ってまずした事は、天空のうちにある自身の場を確認する作業であった。そしてそれがアートの起源でもあった。 新たなる命が再生される冬至、重要な折り返し点の夏至、通過点である春分と秋分。天空を測候する事にもう一度立ち戻ってみる、そこにこそかすかな未来へと通ずる糸口が開いているように私は思う」と云うことのようです。
夏至と冬至の朝日を真っすぐに導く回廊が作られていて、これは素晴らしいと思いました。
夏至
冬至
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