先々週に続いて気象の話を聴きました。
近頃は特に異常気象と云う言葉をよく聞きますが、異常気象とは過去30年間一度も起きなかったか一度しか起きなかった気象現象のことだそうです。
北海道の気象災害で最も怖いのは冬期。
特に地震などとの複合型災害が恐ろしい。
札幌市では、冬期の災害についてこう警鐘を鳴らしている。
屋根に積もった雪による建物倒壊数は、夏の1.5倍。避難経路の凍結による避難遅れでの死者数は約7.2倍。火災による焼失件数は約10.7倍とのこと。
また、東日本大震災が起きた2011年3月11日の石狩市がどんな気象状況だっかと云うと、最低気温が-9.1℃、積雪が136cm。これだけ雪があったら救急車なども動きにくいでしょう。さらに、阪神淡路大震災の1995年1月17日には最低気温が-15.9℃、積雪83cmでした。-15.9℃では電気が止まったら死んでしまいます。これをみても冬期に災害が起きると大変なことが分かります。
そう云えば、気象災害ではありませんが、2018年のブラックアウトの時も、これが冬期なら大変だった、と云われました。
日頃から注意報に気を留めることと、ハザードマップをよく見ておくなどの備えが必要なようです。
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