2021年4月15日木曜日

肉まん、あげる

 こんな歌が新聞に載っていました。中学生の男の子が国語の授業で作ったもの。

 「ごめんね」とデートの日なのに大遅刻 「寒かったでしょ肉まんあげる」

 誰がとは言っていないので、いくつかの場面が考えられます。

 ひとつは、男の子が遅れて、おわびに女の子に肉まんをあげる、と云う状況。でも、遅れておいて何が肉まんよ、と怒られそうです。

 もうひとつは、遅れたのは女の子で、言い訳に肉まんをくれたと云うもの。この状況なら、男の子は良いよ、良いよと許すばかりか、肉まんを買ってきてくれた心遣いに感激するかもしれません。

 種明かしすると、歌が詠まれた状況は、「僕が待ってて、やっと来たと思ったら、通り過ぎてコンビニに行ってしまって。はあ、なんだろうと思っていたら、肉まんくれました」

 なんだか中学時代が懐かしいような・・・

あの頃はまだ「デート」と云う言葉はなかったと思いますが。


 


 

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