小樽の朝里海岸で今年も群来が見られたそうです。
北海道のニシンは昭和30年頃突然獲れなくなって以来群来も見られなくなりましたが、放流など地道な努力が実って15年ほど前から見られるようになってきました。
とはいっても、明治の最盛期には道内で100万トンも獲れたのが回復したと云っても今は道内1万トンほどのようです。
魚群体系も違っていて当時の群れはサハリン系と云って生育域も日本海からサハリンまでの大きなものでしたが、近年は石狩湾系と云って石狩湾近辺に限られるようです。それでも毎年群来が見られれば、季節の風物詩として定着していくでしょう。
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