鬼平犯科帳に続いて池波正太郎さんの「剣客商売」を読み終わりました。
ボリュウムは4巻あって鬼平と同じくらい。
主人公は、老剣客の秋山小兵衛。無外流の達人で、かっては道場を構えていたが今は隠居の身。40歳年下のおはるとくらしている。
悪事は見逃すことが出来ず、御用聞きの弥七やその手下徳次郎の協力を得てついつい事件に首を突っ込んでしまうのが玉に瑕。
周りの人物は、武者修行から戻って来た息子の大治郎。後に大治郎の妻となる老中田沼意次の妾腹の娘三冬。
小兵衛の碁敵で医者の小川宗哲。うなぎの辻売り又六と後にその妻となる手裏剣の名手杉原秀、などなど。
これらの人達がからんで様々な出来事が起きるのですが、鬼平同様手に汗握りながら面白く読ませてくれます。
0 件のコメント:
コメントを投稿