2021年11月30日火曜日

フォッサマグナって何だっけ?

  フォッサマグナと云う言葉は、昔学校で習って知ってはいましたが、さて説明しろと言われても良く分かりませんでした。

 それが、テレビの「ブラタモリ」を見てよく分かりましたが、どうやら私は糸魚川-静岡構造線とごっちゃにして覚えていたようです。

 フォッサマグナは、古い地層の本州の中央を南北にU字型に走る溝のことで、その溝は新しい地層で埋められている。

 溝と云っても地形的に溝があるわけではなく、地質学的な溝。

 フォッサマグナと名付けたのはドイツ人のナウマン(ナウマン象の謂れ)で、ラテン語で大きい溝の意。

 ファッサマグナの西側の境界が糸魚川-静岡構造線ですが、東側の境界ははっきりしないそうです。

 太古日本は大陸とくっついていて、それがはがれる時に二つに折れ、そのすき間に砂や泥、火山の噴出物が溜まって陸地となった部分がフォッサマグナだということのようです。

 糸魚川-静岡構造線とフォッサマグナが同じだと思っていた私もようやくその違いが納得できました。

2021年11月29日月曜日

福永騎手の涙

 昨日の競馬のG1レース「ジャパンカップ」。

 コントレイルが圧勝し、ようやく三冠後初のG1レースを勝ち取りました。

 なんだか私までほっとした感じ。

 やはり三冠馬は強くなくてはいけません。

 騎手の福永祐一さんは特にその思いが強かったのでしょう。勝った直後、目を潤ませていたのが印象的でした。

 なにしろ昨秋のジャパンカップは2着にこそなったもののアーモンドアイに完敗、今春の大阪杯では穴馬にも抜かれて3着、そして満を持したこの秋の天皇賞では3歳馬のエフフォーリアに1馬身も差をつけられた2着で、三冠馬の輝きが色あせつつあったところでした。

 主戦騎手として、コントレイルはもっと強いはずだ、と云う思いが込み上げてしまったように見えました。

 騎手と馬の絆や信頼感はこんなに強いものかとこちらまで胸が熱くなりました。

 コントレイルには、亡き父親・ディープインパクトを後継する種牡馬としてこれからも活躍してもらわなければなりません。 

2021年11月28日日曜日

汚名返上、成るか?

 昨日の二つのスポーツイベントの結果は・・

 まず、大相撲はちょっとヒヤリとしながらも横綱照ノ富士が阿炎を破って2場所連続6度目の優勝を飾りました。14日までで危なかったのは、二日目の大栄翔戦と昨日の阿炎戦だけ。それも、優勝談話で、今場所は毎日受けて立つ心構えで臨みましたと言っていたので、本人は案外危ないとは思っていなかったのかもしれません。

 強い横綱の優勝は、大相撲の王道です。

 二つ目の日本シリーズは、好投のエース山本を援護できなかったオリックスが延長で敗れ、ヤクルトが日本一に輝きました。全試合をテレビ観戦しましたが、やはりヤクルトに一日の長があった感じでした。

 ところで、今日もスポーツのイベントがあります。三冠馬のコントレイルが出走する競馬のG1ジャパンカップです。

 実は、コントレイルは三冠後の今年になって一度も勝てていません。

 これまで、三冠馬は8頭。そのうちすぐに引退した初代のセントライトを除くと、どの馬も必ず三冠後に最低一つはG1を勝ち取っています。

 コントレイルは、G1どころか、1勝もしていないのですから、このままではまことに不名誉な記録を打ち立てることになってしまいます。

 秋初戦の天皇賞に負けてしまったので、これで引退するコントレイルにとって最後の機会ですが、果たして?

 

  

2021年11月27日土曜日

優勝のかかる大勝負

  今日は大相撲とプロ野球日本シリーズで優勝が決まるかもしれない局面ですが、どんな結果になるか楽しみです。

 大相撲は、全勝の照ノ富士と1敗の阿炎の取り組みがあって照ノ富士が勝てば2場所連続優勝。

 一方、日本シリーズは、ヤクルトが勝てば4勝2敗での優勝です。

 下馬評は、照ノ富士が勝って優勝、日本シリーズはオリックスの山本がヤクルト打線を抑えて3勝3敗の五分になる、ですが、果たして予想通りになるでしょうか?

2021年11月26日金曜日

まだまだ積もりません!

  昨日の石狩管内は上空に寒気が流れ込んで冷え込み、千歳市で-3.2℃、恵庭市-3.3℃、石狩市も-2.5℃を記録したようです。

 今朝はいくらか冷え込みが緩んで気温も零下に下がることはなかったのですが、それでも上空は冷えたのでしょう、家の前の道路は真っ白でした。

 ところが薄日が差してきたと思ったらアッと云う間に融けてしまいました。

 まだまだこのくらいの気温では積雪は続かないようです。

 仰ぎ見れば、手稲山も朝日に照らされて明るい姿でした。

 しばらくは、降っては融け降っては融けを繰り返すのでしょうね。

2021年11月25日木曜日

コロンブスもパスポートを持っていなかった

  新聞で懐かしい名前を見ました。

 海洋冒険家の堀江謙一さんです。

 現在83歳だそうですが、来年再びヨットによる単独無寄港太平洋横断に挑むそうです。

 堀江さんが、世界初の単独無寄港太平洋横断に成功したのは、昭和27年です。

 その年私は浪人生活2年目で鬱々と暮らしていたので、その快挙に大変勇気づけられたことを思えています。

 ただ、当初は密出国と捉えられ賛否が姦しかったのですが、サンフランシスコ市長の「コロンブスもパスポートは持っていなかった」と云う言葉で一挙に快挙を讃える声が高まったことを記憶しています。

 来年には84歳になる堀江さんの成功を願います。

2021年11月24日水曜日

今年の根雪は?

  朝起きたら庭にうっすらと雪が・・

 今年は雪の降るのが遅く、札幌で11月19日と平年より18日遅れでした。では、積もるのは?

 ところで、根雪は正式には長期積雪と云うそうで、積雪が30日以上ある状態(但し、5日以内なら途中雪が消えてもよい)のことだそうです。

 昨年の札幌の根雪日は12月14日でしたが、今年は果たして?


2021年11月23日火曜日

雪がチラチラ

  陽は照っていますが朝から雪がちらちら。

 いよいよ来たか!

 手稲山のあたりがまるで見えないのは、雪が降りしきっているのでしょう。

 そうこうしているうちに、空が暗くなったと思ったら・・

 しきりに雪が降ってきました。

 それでも、しばらくすると薄日が差したり、雪も小止みになったりするので、まだまだ本格的な降りではなさそうです。

 その証拠に、その後雪はすっかり止んでしまいました。

 庭では、ドウダンツツジだけが真っ赤!


2021年11月22日月曜日

間垣親方の解説

  大相撲九州場所が昨日中日を迎えましたが、横綱照ノ富士と大関貴景勝が8戦全勝で折り返し。

 貴景勝は、髷を掴まれての反則勝ちでしたが、これからも頑張ってくれないと九州場所が盛り上がりません。

 ところで、間垣親方となった白鵬関が解説をやっていましたが、力士一人ひとりの欠点の指摘が大変的確で、だからこそあれほど勝ち続けたのだと納得させられました。これほど確かな解説を今まで聞いたことがありません。

 とかく品格云々で批判が多かった横綱ですが、今後親方としてどのように振舞うのか、勝負に対する確かな目を相撲界で是非生かして欲しいものです。

2021年11月21日日曜日

オリックス、劇的逆転勝利!

 プロ野球日本シリーズ第1戦は劇的な幕切れになりました。

 順調なら山本が先発する第1戦はオリックス有利と思われていましたが、そんな時程落とし穴があると思って見ていると案の定先に点を与えたのは山本。しかし、好投の奥川もホームランを打たれて、結局先発両投手は1点ずつ与える痛み分け。

 その後、村上のツーランでリードしたヤクルトが逃げ切るかと思われた9回裏、オリックスは宗の同点打の後、吉田のサヨナラ打で逆転勝ちを収めました。

 先発両投手の好投あり、勝ち越しホームランあり、逆転打ありと見どころ一杯の面白いゲームでした。

 さて、第2戦の勝敗の行方は? 

2021年11月20日土曜日

まずまず見えた月食

 昨日の部分月食。

 月食は、16時過ぎの月の出にやや遅れて始まるのですが、残念ながら雲に隠れて月は見えず。

 今日は駄目かとあきらめかけていたら・・

 ようやく17時37分に月が見えるようになりました。もう月食がかなり進行して大部分が欠けています。

 17時43分には欠けた部分が広がって・・

 18時4分になると、ほとんどの部分が欠けて、全体が赤紫色に。


 18時29分には、月食のピークを過ぎて明るい部分が増えてきました。

 その後19時30分には、かなりの部分が明るくなりました。

 完全に戻るまで見ていたかったのですが、その後は残念ながら雲に隠れ雨まで降って来て万事休す。

 欠け始めから元に戻る迄通しては見られなかったのですが、それでもかなりの様子は見られてまあまあ満足しました。

  

2021年11月19日金曜日

大谷選手MVP

 大谷選手がアメリカン・リーグのMVPに選ばれたそうです。

 多分選ばれるとは思っていましたが、満票とは驚きです。

 タイトルがなくても話題性が評価されたのでしょう。

 日本人ではイチローさんに続く2人目。

 来年はぜひホームラン王を取ってもらいたいものですが、マークも厳しくなるでしょうね。

2021年11月18日木曜日

息が切れるタイヤ交換

  予報では今週から雪が降ることになっていました。

 実際月曜、火曜と霰が降ったので、そろそろタイヤ交換をしなければならないのですが・・

 朝は冷たい風が吹いていたので今日は止めようかと思っていたら、急に晴れてきました。

 そこでやおら道具を取り出して・・

 タイヤ交換をやることに。

 始めるまでは億劫でも、始めてしまえば30分ほどで終わります。

 しかし、ナットを締める時は一瞬ですがギュッと力を入れなければなりません。ナットは、1輪に4個ですから、16回のギュッが要ります。

 4輪付け終わったら息が切れました。

 こんなに息が切れるようでは来年も交換が出来るのかおぼつかない感じです。

 まあ、そもそも運転がいつまで出来るのかと云う問題もあるのですが。

2021年11月17日水曜日

クランベリーケーキの味

  一昨日、コーヒーを注文しようとしてふと横を見たらケーキがたくさん並んでいて、私は特に甘党でもありませんが、その中の一つが目に付いたのでつい注文してしまいました。

 そして食べてみると・・

 う~ん、なかなか旨い!

 レシートを見ると、クランベリーブラスバーと云う名前のケーキでした。

 クランベリーってなんだろうと思いスマホで調べてみると、コケモモの類のようです。

 コーヒーの味も上々で、外の公園をのんびり眺めながらなかなか好い時間を過ごしました。

 家に帰ってからネットで調べたら、クランベリーブラスバーは「クランベリー、ホワイトチョコチャンク、オレンジピール、スパイスなどを混ぜ合わせた生地の上に、クリームチーズ、ホワイトチョコレート、オレンジピールを混ぜたクリームを重ね、仕上げにクランベリーと紛糖をトッピングした」物だと説明されていましたが、食品の名前に不案内の私にはさっぱり分かりません。

 まあ、味が良ければそれで良し、と云うところでしょうか。

2021年11月16日火曜日

町村敬貴考

 市民カレッジの講座で大手スーパーの物流センターを見学しましたが、これについては3月に下見をした時に書いたので、物流センターの前に見学した旧町村農場の事を書きます。

 町村農場を開設したのは、札幌農学校二期生だった町村金弥の長男敬貴(ひろたか、弟が北海道知事を務めた金吾)です。大正6年に農場が初めて開設されたのが石狩の樽川なので、町村敬貴は私達には馴染みの人物ですが、残念ながら農場は昭和3年に地力が無い石狩から江別の対雁(ついしかり)に移転してしまいました。

 旧町村農場を見学して一番驚いたのは、敬貴が堂々たる体躯だった事です。これまで私は顔写真しか見たことがなく、アメリカ帰りと云う事から勝手なイメージを作り上げてなんとなく瀟洒な姿を想像していました。ところが、そんなイメージとはまるで違ってアメリカの農夫然としたいかつい感じだったのでびっくりしました。

 アメリカ行きの折使ったと云う鞄も頑丈な物でした。

 研修をしていたアメリカのライト牧場では、真面目な仕事振りが認められて婿にと望まれたとか。

 土づくり、草づくり、牛づくりをモットーとした敬貴は牛と一緒にいる時が一番好きだったようです。

 石狩から江別へ移転する時は石狩の物を利用。木材は馬車で、石材(サイロなど)は石狩川を船で運んだそうです。

 石狩から運んだサイロ(右、札幌軟石製)は、江別に移ってからのサイロ(江別煉瓦製)と並んで立っていました。

 面白いエピソードがあって、牛乳瓶のマークデザインは、その頃まだ無名で近くの中学校の教師をしていた手島圭三郎さんにただで書いてもらったのだそうです。

 ここまで書いて、ふと気が付きました。

 石狩の農場の部材をわざわざ江別まで運んだのは、ひょっとしたら創業地の石狩に愛着があったからではないか?

 そうでなかったら、経費をかけてまで部材を江別へ運ぶ必要もなかったし、石狩のサイロなど残しておかないはずです。

 これまで、地力がない事を合理的に判断して江別へ移転したのだと思い、ちょっぴり石狩が見捨てられたような気持ちを抱かないでもありませんでしたが、案外石狩を去るにあたっては断腸の思いがあったのかもしれません。

 町村敬貴が石狩に対してなんらかの思い入れを残していたらしいと云うことがわかっただけでも石狩の住民としてはちょっぴり嬉しい気持ちになりました。

 

2021年11月15日月曜日

クジラのおばけ

 捕鯨船のドクメンタリー番組を見ていたら(生き物を殺すことの厳粛さを感じました)、おばけを食べるシーンがあって、それを見たら無性におばけが食べたくなりました。

 子どもの頃は、クジラのベーコンとおばけはよく食べたものです。私はベーコンも嫌いではなかったのですが、どちらかと云うとおばけのほうが好きでした。ただ、縁の黒い部分は嫌いでそこを残して食べたりしていました。クジラの肉の刺身もたまに食べましたが、これは凍っているうちはうまいのですが、融けてくると肉がぐにゃぐにゃになってうまくありませんでした。

 クジラを日常的に食べることもなくなり、大人になってからはおばけなど食べたこともありませんが、懐かしい味です。

 ただ、我が家は家人が福島町育ちで正月にくじら汁を作る習慣なので、正月だけはクジラ(と云っても脂身でどこに入っているかと云うくらいの量ですが)と縁があります。 


2021年11月14日日曜日

庭の冬支度

 数日前から手掛けていた庭の冬支度がようやく終了。

 剪定した枝の量はけっこうなものです。

 いつも剪定する度に思うのですが、植物の成長力は凄いものです。

 剪定枝や落ち葉を無料で回収してくれるグリーンの日の今年最終日が明日なので、なんとか間に合ったと云う感じです。

 来週は雪が降る予報です。 

2021年11月13日土曜日

雪の手稲山

 来週は雪が降りそうです。

 すでに手稲山は雪を被っていますが、今朝の姿などは素晴らしい物でした。

 筋状に雪を置きながらも明るく陽に照らされた部分もあって・・・

 いよいよ冬到来です。 

2021年11月12日金曜日

気付いたら葉が落ちて・・

  数日目を離しているうちに、ヤマモミジやコブシの葉が全て落ちてしまっていました。

 ヤマモミジは、ほんの数日前にはこんなにきれいだったのですが・・

 一体いつの間に葉が落ちてしまったのでしょうか?

 そう云えば、この2∼3日は時々強い風が吹いていました。

 しかし、自分の庭の木なのに葉がすっかり落ちてしまうまで気が付かないとはなんとも情けないものです。

 葉がすこしずつ落ちていく風情を楽しみたかったのですが。

2021年11月11日木曜日

縄文人の考え方

 知りませんでしたが、土偶と云うのはわざと壊れるように作られているそうです。

 何で急に土偶について言い出したかと云うと、新聞で土偶の記事を読んだからです。

 土偶は壊れた状態で見つかることが多のですが、よく調べると壊れないように作ってある部分と壊れやすく作ってある部分があるそうです。つまり壊すことを前提で作られていると云うのです。

 壊すことは死をイメージし、「死」が「生」の始まりだと云う価値観が縄文社会にあったのではないか、と云う考え方もあるようです。

 なんだか縄文人の考え方が少し想像出来るような気がします。 

2021年11月10日水曜日

江戸の町のインフラ

  先週のテレビですごく感心したことがあります。

 ブラタモリで放映された江戸の水道の話です。

 江戸は元々埋立地が多く、井戸を掘っても塩水が出て飲料水としては使えなかったそうです。

 そこで当初は、井之頭池の湧き水を利用した神田上水が敷設されましたが、その後本格的な水道施設玉川上水が作られた。これは、玉川上流から四谷まで43㎞を自然流水で導水すると云う凄い物。

 江戸の初期(1659年)にこんな技術があったなんて驚きです。

 木製の水道枠が江戸の町々に張り巡らされていたと云いますから大変なことです。

 時代劇によく出てくる井戸は、自然の井戸ではなく、桶を何個か重ねた物だったようです。

 江戸の町の水道インフラは素晴らしいものだったようです。