今朝のラジオ番組で、モーツアルトの弦楽5重奏ト短調を聴いたらなかなか好い感じでした。
聴き慣れた曲ですが、始めて聴いたように新鮮で、久しぶりにじっくり音楽を聴いた気がしました。コロナ感染が拡大するこんな時期だからなおさらだったのかもしれません。
短調の曲らしく、全体に影があってそれが微妙に変化していくのが、耳に心地よく響いてきました。
弦楽5重奏第4番ト短調k516は、同時期に作曲された弦楽5重奏第3番ハ長調k515と対になっているようです。
4番を聴いた後、改めて3番も聴いてみました。
こちらは長調だけあって明るい調子ですが、私としては影の多い4番の方が好みに合うようです。
実は、この二つの弦楽5重奏が対になっているように、翌年に作曲された交響曲40番と41番は、それぞれト短調とハ長調になっていてふたつの5重奏とも対比しているようです。
こうやって書いていたら、何だかもう一度聴きたくなってきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿