道立近代美術館で開かれているカラヴァッジョ展に行ってきました。
土曜日なのでどれほど込み合うかと思ったら、それほどでもありませんでした。小雨の降るあまり良いとはいえないお天気のせいかもしれません。
有名な「病めるバッカス」は始めの方に展示してありました。最初見た時は、全体にくすんでいてちょっと地味な印象でしたが、行きつ戻りつ何回か見るうちに展示されている作品の中で一番良いと思うようになりました。
他の作品は、画面から人物が浮き出るような印象ですが、病めるバッカスだけは沈んでいて、そこが私の好みに合うように思いました。若いころの自画像だそうです。
展示の中には、同時代の作家の作品もたくさんありましたが、やはりカラヴァッジョの存在感が圧倒的でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿