市民カレッジが主催する新渡戸稲造の講座が始まりました。3回編成になっています。
札幌農学校出身の新渡戸稲造は、お札の顔ともなって、名前は知られていますが、ではどんなことをやった人、と聞かれても良く分からない方が多いのではないでしょうか。
業績の一つを上げると、国際連盟の初代事務局次長を務め、国際知的協力委員会の結成と運営に参画、後にこの組織がユネスコになった、ことでしょうか。
もうひとつ知られているのが、「武士道」の著者と云うことでしょうか。
盛岡生まれ、夫人はアメリカ人です。
働く人たちのための「札幌遠友夜学校」の設立者でもあります。
これについては、面白いエピソードが披露されました。
遠友夜学校の校名は、論語の「友あり遠方より来る、また楽しからずや」から付けられたと云われていますが、実は数か月で早世した息子「遠益・トーマス」からとられているとのことでした。
あと2回の講座で、どんなエピソードが示されるのか、楽しみです。
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