2018年2月12日月曜日

こずゑをたかみ

 「古今集を読む」の講座を受けに札幌へ。
 街がざわめいていると思ったら、今日まで雪まつりが行われていたのでした。

 雪まつりは見る暇もなく講座会場へ。
 講座では、こんな歌が出てきました。
 五月山こずゑをたかみほととぎす
       鳴くねそらなる恋もするかな 紀貫之
 (五月の山は梢が高いのでほととぎすの鳴く声は空高く聞こえるが、私も「心が空」のような恋をするものだ)
 さすが貫之と云いたいほど見事な歌ですが、こんな歌を鑑賞しながら今日も講座を充分に楽しんできました。
 

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