植物調査の方法についての話を聴いてきましたが、非常に参考になるものでした。
例えば、植生を把握する場合も、いくつか方法があって、ひとつは相観と云って、「草原」とか「常緑針葉樹林」などのように植物群落の外形や姿で把握する方法、もうひとつは種組成により把握する方法(これには、群集と群落のふたつがある)、さらに立地環境で把握する方法(寒帯などの水平分布、高山帯など垂直分布等など)がある。
例えば、私が活動している石狩海岸の植生は、相観で云えば⇒草原、種組成から云えば⇒ハマニンニク―コウボウムギ群集またはハマニンニク群落、相観と立地環境から云うと⇒海岸砂丘草原となるのだそうです。
その後、調査方法の話になり、難しく理解しにくいところも多かったのですが、単純な調査では駄目だと云うことは分かりました。
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