よく使われる「山紫水明」という言葉は、もともと賀茂川の西岸に居を構えた頼山陽が使ったものだそうです。
山陽は、東山を望む夕刻の景色をそう呼んだのですが、今では一般的な風光明媚な景色をいうようになった。
我が家の古い版の広辞苑には、特に夕刻とは言わず「日に映じて山は紫に、澄んだ水ははっきりと見えること。山水の美しい景色の形容」と書いてあります。
こちらも古い版の漢和辞典では、広辞苑と似たような説明に加えて「京都の形容、東山と賀茂川についていったことば」と具体的に書いてあります。
とにかくこの言葉が漢語ではなく和語であることを初めて知りました。

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