石狩浜に横たわる本郷新作・無辜の民は、1981(昭和56)年に設置されたものですが、設置までには紆余曲折があったようです。
それは別にして、像の足の裏にネジ穴があるのを初めて知りました。この像は何度も見ているのに、ネジ穴があるなんて思いもしませんでした。
元々この像は、本郷新が石狩浜への設置を望んだものですからネジ穴などなかったはずですが、補助金の問題がこじれてすんなり設置できず、本郷新も寄贈をやめてしまい、3年後に石狩ライオンズクラブの募金活動によってようやく設置されたという経緯があります。
その間像は宮の森にある札幌彫刻美術館で野ざらしになっていたといいますのでその時に立ててあったのでしょうか?
日頃見慣れた物にも案外知らないこともあるもんだという典型例でしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿