先週のラジオ番組「国語辞典サーフィン」で「なんなら」という言葉をとりあげていました。
普通の使い方は、「良かったら」「お望みなら」という気持ちで、なんなら私がやりましょうか?
「もし良くなかったら」という気持ちで、なんなら別の物と取り換えましょうか?
「止むを得ない」という気持ちで、大臣をやめる、なんなら政治家もやめる・・
以上は通常の使い方ですが、若い人に使われるようになった用法に、「もっというなら」という気持ちで、あの番組が好きだった、なんなら毎週見ていた・・があるそうです。これは、ちょっと違和感がありますが、番組では、使い方が色々進化していくのが日本語の特質なので、暖かく見守りましょう、と言っていました。
さらに辞書には、お客の帰り際に(まったくその気はないのにお愛想で)、なんならお茶漬けでも食べていきませんか?と言うことを「なんなら茶漬け」と言うとありました。
そんな使い方はしませんが、なんならこのブログを宣伝してくれても良いですよ!
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