アイヌの考え方をメディアで伝えている女性の話を聴きました。
アイヌのルーツを持つ彼女は、二風谷生まれ。大家族の中で育ったそうですが、その生活の中で教えられたアイヌの考え方を紹介してくれました。
アイヌと云う言葉は人と云う意味ですが、人から敬われる人でないとアイヌとは呼ばないそうです。
子供の頃、家に誰もいなくても帰ったらただいまと言いなさい、そうしないと家の神が怒るからと言われて育ったそうです。
カムイが神と云う意味なのは誰でも知っていますが、人の役に立つものでないとカムイ(ムイにアクセント)とは云わないそうです。逆に人の役に立つものであればすべてカムイで、例えばペットボトルでも中身のお茶を保持してくれているものだからカムイなのだそうです。
アイヌの言葉から日本語になった言葉もあって、サケやコンブ、シシャモ、トナカイ、ラッコ、オットセイなど。
また、アイヌには色を表わす言葉が少なくて、シロ、クロ、アカ、その他の4つしかないそうです。これは、細かく分ける必要もなかったから。
もっと色々聴いたのですが、忘れてしまいました。
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