一昨日なにげなく本棚からひっぱりだした文庫本が読みだすと止まらないものでした。
多岐川恭の「ゆっくり雨太郎捕物控」
若月雨太郎は、病弱で休職中の同心。茅場町で下男との二人くらしですが、るりという愛人が湯島にいる。
雨太郎はのんびりくらしたいが、事件の方から雨太郎を引き寄せてしまう。
不承不承腰を上げた雨太郎は縦横に推理を働かせ、岡っ引きの五郎次と五郎次の娘婿武一の協力で事件を解決に導くという筋立て。
物語の後に、雨太郎の備忘録が書き添えられているのが一編一編を引き締めています。
読んだのはかなり前なので筋書きもすっかり忘れていて、6巻を夢中になって読み進んでいるところです。
そう云えば、昨年の正月は「鬼平犯科帳」を読んでいました。
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