昨日は今年最後の古今集の講座。
講座のある道新ホールへは、車を大通りの駐車場に入れ、地下街を通って行きます。
ところで地下街を歩くときによく思うのですが、どうして地下街では左側歩行になっているのでしょうか?道路交通法では人は右側通行ですよね。別に地下街に左側歩行しなさいとの看板があるわけでもありません。自然に左側歩行になっているように思われます。
そこでちょっと調べてみました。すると・・
小西啓史という先生の「歩行時における行動特性に関する研究」という論文を見つけました。
それによると、一般的に右利きの人が多いがその場合左手が固定、右手が操作という役割分担をしていて、右手の運動量が大きくなる。それに応じて右側の空間をより多く取ろうとして左側歩行になるというのです。
そう云えば、エスカレーターは左側に寄りますよね(大阪では右側らしい、なんでも大阪万博の影響とか)。
また、駅の構内でも(どこの駅か書いてなかった)左側通行だそうです。
なるほどですが、ではなぜ車は左、人は右なのでしょうか?それは昭和24年に道路交通法が定められた時、対面交通という観点から左側通行の車両に対して人は右側歩行になったとのこと。それまでは、日本は車両も人も左側通行だったようです。と云っても、道路交通法で人は右と定められているのは歩行者道路のない道路だけのようです。
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